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私たちは、この20年間、
不登校その他今の学校になじめない子どもたちの
「安心できる居場所」と「学びたい希望」をサポートしてきました。

私たちの願い ... 学校長あいさつ

写真:学校長 亀貝一義 私たちが、多くの人たちの期待にこたえてフリースクール札幌自由が丘学園をスタートさせたのは、1993(平成5)年11月1日のことです。今年は開校22周年になります。今日まで、300人以上の子どもたちをサポートしてきました。 2002(平成14)年、広域通信制の星槎国際高等学校と提携した「高等部」をスタートさせました。それは、フリースクールで過ごした子どもたちや、実際の高校生活になじめない若者に「安心できる居場所」と「それぞれにふさわしい学びの場」を準備することがいかに必要かを感じたからです。

翌年2003年3月、この高等部は北海道教育委員会から「技能教育のための施設」としての認可を受けました。

そして私たちの取り組みは、2005(平成17)年、文部科学省から「不登校対応実践研究事業」の委託校として指定されて今日にいたっています。
この15年間の教育活動から言えることは、不登校や高校を中退した子ども・若者たちの多くが「人間的なつながり」と自分に合った学びを求めていることを確認できたことです。それは「人間教育」そのものを、大人である私たちが準備しなければならないことを意味しているのです。

私たちの希望は、父母と生徒の希望でもありました

私たちは、一人ひとりの子ども・若者たちの成長の道筋は皆ちがうと思っています。それは大人である私たちのこれまでの歩みがそうであったからです。早く才能を発揮できる人もいるし、遅咲きの人もいます。誰もが未来の社会で貴重な役割を果たすことはいうまでもありません。私たちの教育の視点はここにありました。これは人間教育への確信でありました。そしてこのことは父母の希望でもあります。生徒たちもまた学校生活の中で自分への自信と生きる力を取りもどしてきました。
私たちの希望と目標は、父母の期待と希望、生徒の希望と一致しているのです。

北の大地に自由と共同の学校を!

北海道は、近代の日本に計り知れない教訓を創り出してきました。その最大なものは自由と進取、民主主義の精神でした。この地で人々は心を一つにして協力して創造の事業を展開しました。
私たちは、教育の根本は人との触れあい、常に学んでいこうという心、何が正しく何が間違っているかを表現できる力を目指すことにあると思います。
札幌自由が丘学園三和高等学校の開校は、私たちが最初から取り組んできた「北の大地に自由と共同の学校を!」の目標を具体的に展開することでもあります。

教育目標 ... SJGコンセプト

かかげ続けます「SJGコンセプト」を

・Step Up(今一歩の挑戦) ・Join Hands(互いに認め合う人間関係そして協同) ・Good Sense(高い感性と知性そして賢明な行動)

共に育てます 生徒と父母、そして教師、みんなの「希望の樹」を

※「希望の樹」は学園だよりのタイトルでもあります

2009年4月25日(土)札幌自由が丘学園三和高等学校の開校式

ひしひしと感じた「これほど待たれていた、これほど讃えられた開校」

少々個人的ではあっても、この「開校」はまさに感無量でした。私たちがめざした学校づくりは20年近い時間を経てようやく実を結ぶことができたからです。
開校に当たっての思いや、札幌自由が丘学園の取り組みの経過の一端は私の述べた式辞にあります。
開校式には、和寒の町長、議会議員、各界の代表、地域の関係者、参議院議員など実に廣い範囲の方がたが参加してくれましたた。そして終わってからの「祝賀会」でも多くの人たちから歓迎と開校激励の話があったことから、私は「これほど待たれていた、そしてこれほど讃えられた開校」はなかったと実感しました。町の人たち何人もの人から言われました。「これまで何度も『閉校式』を経験したが、『開校式』を体験できるなど本当に感動です」と。

三和高校本校での開校式はおおよそ次のように展開されました。
校長から「開校宣言と開校式辞」、来賓として和寒の伊藤昭宣町長、浜田友子教育委員長、三和・菊野地区大瀬忠勇自治会会長からの祝辞、高校の保護者の小島仁代表と生徒代表として齋木彰太君の挨拶がありました。
また札幌国際大学の村山紀昭学長からの祝電も紹介されました。
これに続いて高校生有志たちによる「朗読劇『青い目の人形』」が披露され、式典に大きな花となって人びとの感動を喚ぶことになったのです。

開校式に続いて、恵み野ホールで「開校祝賀会」が開催されました。杉野建史学園長からの開会挨拶から始まって、金児義明議会議長、小川勝也参議員議員、酒井玲子北星大学教授からの祝辞がありました。
私の三和小学校時代の同期生の町中豊君と和寒中学校同期生の高岡晃正君からのお祝い、また三和小同期の山下サツ子さんからの花束など、たくさんのお祝いがありました。
田代里志教育長の乾杯に続いて、この場にふさわしいお祝いのムードがあふれた浜田徳友華さんの祝舞「竹」が演じられたのです。
学園の活動の一端をスライドで説明。札幌セーリング協会の波多吉光会長の祝い締めで閉会。

祝賀会の中で、10数年間この日の来るのをじっと待っていたダルマ大師も開眼を迎えることになったことは、私たち開校を取り組んで来た人たちからすれば、これまた感慨深いものがありました。

たくさんの「お祝いメッセージ」があります。その一部です。
「1990年5月19日、札幌サンプラザで『鈴木秀一・亀貝一義両先生を励ます会』を開いていただいたことが思い出されます」。
「先生と生徒が和やかに学びあう、笑顔あふれる学舎になりますよう」
「すばらしい年に入学することができ感謝の気持ちでいっぱいです」
「子どもたちも親も待ちに待った開校、心からお祝い申し上げます」
「開校おめでとうございます。子どもたち一人ひとりの可能性を開花させる場としての自由が丘の理念に共感し、感謝の気持ちでいっぱいです。仕事で参加できず残念です」
「Congratulations! S.J.G's Independence Day! 晴れて独立おめでとうございます」
「教育の夢実現に向けてここまで歩みつづけてこられました。スタッフの皆さまの活動にただただ頭の下がる思いでおります」

しかし問題はこれからです。私たちが掲げる「自由と共同の学校」をどうつくっていくのか、その自由の教育とは、学びの共同体とは何を特徴とするのか、テーマに向かっての具体的な取り組みは、これまでの成果を常に振り返りながらも着実に前に向かうスタッフの姿勢にかかっていると思っています。

※ 文責:校長 亀貝一義

写真:道北日報
トップ記事で報じた道北日報

写真:開校式01
開校宣言と式辞を述べる亀貝一義校長

写真:開校式02
朗読劇「青い目の人形」を演じる生徒たち

写真:開校式03
祝辞を述べる伊藤昭宣町長(当時)

写真:開校式04
祝辞を述べる大瀬忠勇自治会会長(当時)

写真:開校式05
祝舞「竹」を舞う浜田徳友華さん

「教育特区制度」にもとづく高校

写真:本校 札幌自由が丘学園三和高等学校は、北海道上川郡和寒町が内閣府から構造改革特別区域の認定を受けたことによって設置することが可能となった株式会社立の通信制・単位制の高等学校です。
いうまでもなく、学校教育法第一条で定められている正規の学校です。この原点になったのは、20年間にわたるフリースクール札幌自由が丘学園の活動実績でした。