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「不登校」、14年ぶり13万人超え

札幌自由が丘学園 亀貝一義

これは「不登校新聞」11月15日付けの記事の見出しである。文科省発表の速報値を報道した。

不登校の小中学生の合計数が13万人を超えた、これは2002年度以来で14年ぶり、4回目という。

134,398人だった。全生徒に占める割合は3.01%で、3パーセントを超えたのは過去最高である。

これまで不登校を文科省の把握としては「問題行動」に位置づけられていたが、昨年不登校は「問題行動」ではなく、「生徒指導上の諸問題」に位置づけられるべきという認識になった。

問題行動ではない、いろいろある生徒指導の課題の一つだ、というのだが、こういう位置づけの変更は、不登校関連のテーマを「深刻に」ではなく、例えば欠席数が異常に多くなっている子ども、と言うように理解していこう、ということなのだろうか。この理解・認識の変更は、不登校への教育行政対応でどういう変更をもたらすことになるのだろうか。

他に「いじめ」の認知件数も32万4000件近い。前年度比で約10万件増加した。過去最高だ。更に子どもの自殺も244人と、これは平成元年以降最多となった。自殺に関係して、多かった状況は、家庭不和、進路問題で、いじめ問題が10人だったという。

学校教育に関連する諸課題は実に多様で、どう私たちが対応していくのか、その具体的な方策をこれからしっかりと考えていきたい。ここ20数年間の実績と教訓に当たりものを一つ一つ再確認していけば、どこにもまして積極的で建設的な提案ができるに違いないのだ。

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