2010 年 6 月 のアーカイブ

2010 年 6 月 30 日

「サイクリング同好会?」

札幌自由が丘学園三和高等学校 副校長 杉野建史

今年度の初めに紹介しました「サイクリング同好会」の第3回ツーリング練習が6月中旬に行われました。今回の行程は「札幌~登別の往復」です。私は日程の都合で片道の参加となりましたがS君とY君はキッチリと往復のツーリングをこなしました。

往路はいつも通り私が先導しペースをつくりました。平均17㎞/時で走り、1時間毎に小休憩を挟みながら走りました。札幌~登別(正確には登別市役所がある幌別まで)の距離は私のサイクリングコンピュータ計測で約128㎞。初めてのロングライドなので、前回の練習から考えて11時間程度で往路のゴールができればと考えていました。8時20分学園をスタート。途中、苫小牧市内でY君の自転車がパンク。私の応急処置では上手くいかず、近くで修理ができるお店を探しました。幸運なことに1㎞ほどの所にバイク屋があり、修理を依頼しました。そこのご主人が快く引き受けてくださり修理完了。再出発しました。1時間程度時間を要しましたが、そこからペースを落とすことなく「何とか明るいうちにゴールへ」と2人は本当によく頑張りました。
18時50分、無事にゴール。空はまだ薄明るく、目標を達成することができました。2人は幌別にいる友達の家に2泊お世話になり、復路を2人きりで帰ってきました。国道36号線だけを利用するコース設定だったので、道はわかりやすく迷わなかったようです。

今回のロングライドで、これからの課題がはっきりしました。
1.自分達で自転車の簡単な修理ができるようになること。
2.自分達でペースをつくられるようになること。
3.1日平均80㎞をライドし、3日連続でそれができるようになること。
この事ができるようになれば「札幌~函館ツーリング」実現と成功が見えてくると思います。自転車の整備もしっかりしなくてはけないことに2人は気がついたでしょうか。ものを大切にすることは、自分を大切にすることにも繋がります。自分を運んでくれる愛車にもっと目を配り、手をかけてあげることで自分の安全が確保されるのです。
たかがサイクリングされどサイクリング!いろんな事に気づき、いろんな事に挑戦する姿勢を忘れるなよ!

2010 年 6 月 24 日

フリースクールに公的支援を!!

       亀貝 一義

6月21日(月)、北海道新聞朝刊の「私の発言」欄に私の意見が掲載されました。何度か修正しながら掲載にこぎ着けることができました。当初、数字などは控えたのですが、「どうもそれでは迫力が足りない」という指摘が編集氏からあり、若干具体的な内容にすることにしました。
こちらから参照してください。 

2010 年 6 月 21 日

和寒での米づくり

 亀貝 一義

今、熱帯地方から始まった米(稲)づくりの北限はどのあたりかといえば、道北の名寄近辺である。そもそも北海道は「冷帯地域だから米づくりには向かない」とアメリカから来たケプロンは進言した地域である。しかし明治の初め、中山久蔵は今の北広島の地で苦労に苦労を重ね米づくりに成功した。

和寒のような道北ではどうだったかといえば、明治の30年代から米づくりにチャレンジする人が出てきて、悪戦苦闘をくりかえし大正期(1912~1926)に本格的な米づくりができるようになったという。しかし冷害に悩まされ苦しい闘いを経て米農家が生まれていく。

私の母方の祖父が亡くなったのは昭和21年だったからかすかに記憶があるが、その父(私からいえばひいおじいさん)が和寒にやってきたのが明治36年(1903)だったというから、そのころ米のメシを食べることなども、なかなかできなかった。

よく祖母たちが言っていたことがある。「オレ(昔ばあちゃんも自分のことをオレといっていた)たちは必死になって米づくりにはげんだ。おまえたちが大きくなる頃には米のメシを腹一杯食べさせたくてな」と。
そんな苦労が実を結び、和寒のような寒い地でも米をとることができるようになった。戦後(1945年以降)メシを食うことができなかった都会の子どもたちとは違って、私たちはおかげさんでひもじさを体験したことがない。それも先人のおかげだと思っている。
だから、食べ物を粗末にする人を見たら、あのおじいさんおばあさんたちの苦労に対して、「申し訳ないことをする」人がいるという気持ちになる。

母や祖母たち(主として女の仕事だった)はランプの明かりで米俵(こめだわら。お米をいれるワラでつくった袋)を編んでいた。

2010 年 6 月 15 日

ラグビー

安齊 裕香

先日ラグビーの試合を観戦してきた。 明治大学VS関東学院大学の招待試合だ。名門の対決である。 そこで特に目立った選手がいた。身長153センチの秦選手。体格は周りの選手に比べて明らかに違う。それでもレギュラーとして活躍している。観客もその選手が活躍するたびに沸いた。 ラグビーを始めたきっかけはなんだったのか、諦めることはなかったのか・・・その選手を見ていてたくさんの興味を持った。どんなモチベーションでやっているのか。 言い訳が格好悪くて嫌いで、きっと挑戦する前から諦めていないのだと思う。小さなカラダでもできることはたくさんあるのだ。必ず活かせることがある。そう信じて強みにしてきたのかなと思う。

 とても格好良かった。刺激を受けた一日だった。

最近の週末は大学のラグビーの練習を見学している。部員が少なくて、正式な試合に参加できない人数だが、みんな必死に練習している。試合に出られないのに何を目標に練習しているのか不思議になるほどに。そんな環境の中、部活に参加している彼らのモチベーションはすごい。この先も応援したいチームの一つである。
私もボールを触ることが増えた。ボールを持つことが楽しくて、走っている選手を見ると刺激やパワーをもらえる。
自分でプレーをしなくても、私にとって大事なこと教えてくれるスポーツ。観戦してここまでハマったスポーツとの出会いは初めてかもしれない。夏の間はラグビーとの関わりを増やしていきたい。

2010 年 6 月 8 日

楽器

小田将弘

先日、漂流教室がやっている「漂着宴会」に初めて出席してきた。

参加者が食べ物や飲み物を持ち寄り、ざっくばらんに飲んで食べて話してという集まりだったが、
色々な方々と話をすることができた。

また別の日に町内会のソフトボール大会にも出席してきたが、こちらは試合には出れたものの、あまり町内の方々と話ができなかったのが残念だ。

できれば、色々なところに顔を出し、いつか再会した時に「こないだは、どーもどーも」などと軽く挨拶ができたり、お互いにどういう仕事をしているどういう人なのかというのが認知しあえるような関係を築くことができれば最良だが、なかなか私も人の輪に入って行ったりするのは苦手なので今後の課題である。

「漂着宴会」も「町内の集まり」も一回の出席で関係を築くというより、何度か出席して、そういった関係を深めなければと思った次第。

現在YOUスペースのスタッフをやらせていただいているが、色々な関係機関と連携をとり、ネットワークを広げなければ、根本的なニート・ひきこもりの問題の解決へは辿りつかないのではないかと、最近は考えている。

それにしても、そんな話はさておき、

「漂着宴会」では、その場に置いてあった楽器で、ちょっとしたセッションが始まったりしたのだが、
ギターなどの弦楽器はわりと不得意で、もう少し技術があったらなぁと思った。

中学生くらいの頃からコンピューターミュージックなどをやっていたので、PCを使って曲を作るというようなことは、ちょちょいのちょいだが、何か一つ楽器を演奏しろと言われても、これといって弾けるものがない。

確かにテクノロジーが進歩し、パソコンで出すバイオリンの音や、ギターや管楽器の音も、本物と区別ができないくらいリアルになった。

しかし、「楽器を演奏する」というのは、コンピューターで音を鳴らすこととは比べ物にならない素晴らしさがあり、どうして今までやらなかったんだと後悔するばかりだ。

「漂着宴会」に何度か顔を出して様々な人と関係を築くと同時に、ひそかにギターを練習して、もう少しまともなセッションができればと思った。

2010 年 6 月 2 日

手打ちうどん教室

手打ちうどん教室へのご参加ありがとうございました

5月29日(土)東区民センター実習室にて、札幌自由が丘学園主催「手打ちうどん教室」を行いました。

ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。


興味のある方なら誰でも参加可能なこのイベント。

各方面からたくさんの方々にご参加いただきました。

4つのグループに分かれ、まずは軽量からスタート。

この分量がかなり厳密なのですが、ここを間違えると麺の出来が変わってくるので、みなさんかなり真剣です。

それが終わると、ひたすらこねる作業。まずは手でこねます。

いい具合になってきたところで、今度は足で踏みます。

しっかりこねておかないと、粉っぽいうどんになってしまうということで、みなさん、しっかりこねています。

長時間のこね作業が終わったところで、そして少しの間寝かせます。この間が少し退屈。

いよいよ麺棒で延ばして切る作業。うどん作りというと、このイメージじゃないでしょうか。実際には、これはごく短い時間で終了。いよいよ茹でます。

普通ご家庭でうどんを茹でるのは5分ぐらいだと思いますが、麺作りをした場合は、なんと30分も茹でるんです!しかも太い麺の場合はもっと長い時間(45~1時間!)茹でるという、、。

茹であがったところで、盛り付けてできあがりです。

お疲れさまでした。

これが、絶品。おいしい!

最後に記念撮影。お疲れさまでした。

2010 年 6 月 2 日

農業体験6/2 [三和高校]

今日は天候不順のため延期続きだった農業体験がやっと実施できました。

曇り空で少し心配だったのですが、なんとか天気は持ってくれました。

最初に肥料に関する説明を少し受けたあと、さっそく肥料撒きです。

化学肥料も有機肥料も両方使います。


有機肥料は牛糞のため抵抗のある子もいましたが、積極的に作業する子は「エンガチョー」とはしゃぎながらやっていました。

次は種芋を植えます。

 



男爵・メークイン・インカのめざめなど数種類を植えました。

最後に土をかぶせて終了。


収穫は8月の終わり頃になるとのこと。出来が楽しみです。

2010 年 6 月 1 日

 本間慶子

今月は、私の誕生月です。嬉しいやら・悲しいやら・・・

生年月日(6月11日)が同じ友人が二人います。生まれた時間は違うようですが!

二人とも中学時代に出会いました。

1人は、中1の時別々の小学校出身で同級になり、なぜか二人して学級代表に選ばれました。

馬は合わないのですが、なんとなく気になる存在というのか、音信は絶えていません。

市内の支援学校で教師をやっています。

もう一人は中3の時、函館に転校したクラスに居ました。家と出席番号が近かったのか、いつも一緒に行動していました。背は段違い平行棒、クラブ活動は文科系と運動系、共通点というと二人とも、可愛いことくらい??

同じ高校に進学しましたが、私は転校し札幌に戻ったのですが、未だに付き合いは続いています。彼女は専業主婦で、最近はゴルフ・カラオケ三昧です。

同じ日に生まれたという、説明のつかない『縁』で繋がっているような気がします。

近頃は、年に数回のメールでの交信になり、顔を合わせる機会も少ないのですが、『元気にしていた?』が合言葉のようになっています。

それだけで言葉は要りません。

星占い(ふたご座):干支占い(タツノオトシゴ)は、同じなので、運勢は同じはず?

でも三人とも性格も違うし、違う人生を送っています。

また、高校2年の時に同じクラスになり、何かというとすぐ集まる2人がいます。

二人ともなぜか星座(5月23日と6月17日生まれ)と干支が同じなのです。

同じ者同士呼び合うのでしょうか。それとも私の引力が強いのでしょうか。

ついでに血液型は、私がB型、A型3人とO型1人です。

近頃は、この『縁』や出会いが大事でありがたいことだとつくづく感じられます。

私が大変だった時、黙って傍に居てくれました。そして、声をかけるとすぐ来てくれる場所に居てくれました。

私が自分のことは、自分で決める性格を熟知していてくれたからでしょう。永い付き合いの証明です!

特別なことが起こらない限り、この友達との『縁』は切れない、切りたくないと思っています。大事な宝物です。

そして私が今、札幌自由が丘学園に居るのも、縁に導かれ出会えたのだと確信しています。

これからも、出会いを大切にしていきたいと思っています。