2012 年 1 月 のアーカイブ

2012 年 1 月 24 日

新しいことへの挑戦

                札幌自由が丘学園 学園長 杉野建史                           

人は新しいことに取り組もうとするとき、不安だったり躊躇したりする。多くの人がこのような経験をしたことがあるだろう。

 人は生まれてからしばらくの長い期間、初めてづくしの人生を送る。見るもの聞くもの触れるもの、全てが初めてだ。その度新しいことへ挑戦してきた。記憶にはほとんど残っていないが多くの初めてと向き合う幼少期を通り過ぎた。

私の知人で今年5月からロンドンに修行にいく人がいる。私より一回り以上年下の彼女は元気いっぱいで、会うといつもいろいろな話をする。私の仕事のことや彼女の仕事のこと、旅行のことなど。先日、彼女から急に「ロンドン行き」を聞かされ、驚きとともに「凄い!」という気持ちと「羨ましい!」という気持ちが交錯した。日本にいても仕事に関する勉強はいくらでもできるだろうが、彼女はあえて海外を選んだ。生活環境も仕事の環境も、価値観も違うロンドンでの修行で彼女は何をつかんで帰国し、それから先の人生にどのようにその経験が影響してくるのだろう。

彼女から話を聞かされてから、自分ができる「新しい挑戦」について考えた。自分自身に最初から「無理だ」と決めつけていることは無いか。「もう少し後で」と自分を甘やかしていないか。など、自分の今に停滞していないかを考えた。

 新しいことが良いことであるとは限らない。昔のように慎ましく生きることを今見直すべきであろう。私は今を未来を良いものにするための新しいことに挑戦していきたい。先人達が考えもつかなかったことを考え出し実現していく。そうやって科学は進歩してきた。

札幌自由が丘学園も今以上に進歩しなければならない。学園に関わってきた先人達が思いもつかなかったことを私は考える。実現するための方法を模索し、必ず実現する。行政の動きも有り、フリースクールを取り巻く環境が少しずつ変化し始めようとしている。三和高校は開校3年が経ち第2クールへ進んでいく。「このままでいいのか」と常に自分に問いかけながら、新しいことへの挑戦を始めている。

2012 年 1 月 11 日

ケータイとスマートフォン

亀貝 一義

私は初めからauのケータイを使っている。その昔この会社が「北海道セルラー」といっていたとき、自由が丘の教育運動を支援するという意味で当時のケータイを1年間タダで貸してくれたことがあった。まだ20世紀末のころだったが、上京したとき同行したHさんと待ち合わせ場所の確認でたいそう重宝したことを思い出す。それ以来、10年以上auを利用している。家族は皆ドコモだが、「義理と人情」を重んじる私は軌道修正することはなかった。 ところが、09年の暮れだったが、二つの大学の学長を務めたMさんが「アイフォンは便利ですよ」と勧めてくれた。多少新し物に興味をもつ傾向の私は年末ぎりぎりにauからアイフォンに切り替えることにして、2010年1月のブログにその旨を発表した。

アイフォンは掌(てのひら)にのる小型パソコンでもあった。メールも電話も調べ物もとっさの情報収集にあたっても非常に有効だった。こんなスゴイものを売り出したマックは大した会社だ、と驚きだった。この中心になったスティーブ・ジョブズという人に関する資料などを何冊も買ったりもしたものだ。
ところが、である。この魔法のアイテムともいえそうな掌PCの問題点は、よく言われたことだがとにかく電話が通じないことである。わが和寒の本校では全く「話にならない」。ソフトバンクに、和寒町三和でも早く通話ができるようにして欲しい、と要望した。「検討します」というような回答をもらったが、事態は変わらなかった。

そういうことで、1年後(2011年初め)アイフォンからまたケータイをauにもどした。しかし便利な掌中PCをキャンセルできずこれにWiFi機能をもつカードをつなげて二つとも使うことにした。ケータイは通話だけで、メールその他はアイフォンで、というように。

時代は進む。昨年はスマートフォンが怒濤のように広がった。スマートとは「手際がよく賢い」という意味らしい。もちろんアイフォンもその一つだ。au系のスマートフォンにまたまた乗り換えた。WiFiもやめた。auのスマートフォンはWiFi機能ももっているスマートなものだからだ。だから和寒でもどこでも通じるし、モバイルPCもインターネットが可能になった。
そんなわけで、今はau系のHTCスマートフォンを使用している。今のところはほぼ満足している。

ここ数日間、学校のインターネットが通じなくなった。これを担当している社員さんが総出動して操作回復にあたっているが、今日(1月11日)現在まだ未通である。しかし私はauのスマートフォンを活用しているので、このエッセイをインターネット上にアップすることが可能となっている。(別にひけらかすわけではないが…)。

2012 年 1 月 1 日

年末年始の過ごし方

安齊裕香

2012年です。 あけましておめでとうございます。

楽しくお正月を過ごしているでしょうか!?

ここ数年の年末年始は、旅行と実家でまったり過ごしています。
実家では、31日の夕方に神棚へ挨拶をします。そして普段より豪華なお食事。さんざん食べて、しめは蕎麦。しめと言いつつまたつまむ。そしてまたそばを食べ、みかんを食べ、おせちを食べる・・・そんな繰り返しであり、とにかく食べまくって過ごしています。
最近はお酒を飲むより、食べる楽しみの方が大きくなりました。普段自分では作らない料理、母の手料理は本当に美味しく、幸せを感じられます。
最近では夜中に初詣も行かなくなりました。家で過ごせる幸せを感じるようになり、その上、美味しい料理が食べられる幸せというのも勝っているので、初詣は元旦の昼間に行くようになりました。

恒例は2日に行う餅つきです。
父が中心になり、姪っ子も甥っ子も家族みんなで手伝い、切り餅とあんこ餅を作ります。今は機械でついていますが、これもまた、つきたてを食べられる楽しみがあります。以前は友だちと遊びに行くのを優先して、あまり重視していませんでした。勿体ないことをしていました。
かなり熱いので手が真っ赤になりますが、最近では餅の中身を考えるのもお気に入りです。あんこはもちろん、チョコレートも合うのです。それを含め、もちろん自己責任です。

年末年始の話ですが、それに関係なく、食べることが好きなんです、私。
今年もたくさん食べて、元気いっぱいに過ごしたいと思います。
今年もよろしくお願いします!!