2013 年 6 月 のアーカイブ

2013 年 6 月 27 日

元気になる方法

田房絢子

元気になれるとか、心を穏やかにする方法って人それぞれですよね。美味しいケーキをご褒美に買うとか、遠くにドライブに行くとか。人によってはユニークな方法を実践している人もいるのではないでしょうか?

 先日、保護者の方とお話をしていた時のことです。その方はお花屋さんを経営していて、あるお客さんの話を教えてくれました。高校生の男の子がふらっとお店にひとりでやってきて、部屋の片付けを機に「緑のものを部屋に置きたいんだけど・・・」と相談したそうです。高校生の男の子が!!と男性スタッフは驚きの声。たしかに食欲旺盛な時期ですから、カレーやカツ丼にお金をかけてしまう高校生の方が多いかもしれません。でもふらっとお花屋さんに足を踏み入れたその男の子。一人きりで勇気も必要だったと思います。「心が豊かな生き方ですよね」とお母さんがおっしゃっていました。私も同感で、小さな緑を心の片隅に持った穏やかな子じゃないのかなと勝手に想像しています。

 実は私も高校生の頃、元気がなくて弱っている時にチューリップを買って帰っていました。一輪飾られたチューリップを見て、ささやかでも心が穏やかになったのを覚えています。なぜその方法を思いついたのか覚えていませんが、チューリップは私にとって元気の象徴だったのでしょう。ただそれと同時に、チューリップを買わなくても済むようになる日が一日も早く来ることを願っていたのを覚えています。あの頃の自分はなんだか切なくなる思い出でもあります。青春ですね!!

 さて、今現在の私にとって元気になれる方法はなんだろう?と考えてみました。うーん・・・なんだろう?まず元気がなくならないようにすることかな(笑)。自分なりの方法を手にすることももちろんですが、お母さんの話を聞いて、私も心豊かに穏やかに心の片隅に緑を持てる人になりたいなぁと思った今日この頃です。

2013 年 6 月 21 日

無駄なこと

フリースクールスタッフ 鶴間 明

私が住んでいる江別市は「風と煉瓦の街」と呼ばれて、あまりうれしくないことに風が強い。
今年は気象状況が安定しないこともあり、ますます風が強い。
この風、自転車に乗るときは抵抗となり、外で焼き肉しようとしても落ち着かず、どうも私の予定を常に狂わせてくれる。
この風と仲良くする方法はないものか。

そんなことから、私はまた、無駄なことを考えてしまった。
風力発電の実用化である。
業者に見積もりを立ててもらったところ、数百万もする上に、発電量は使用電力の12分の1。
とても採算が合わない。
しかも、自然エネルギーの北電への買電価格は、太陽光については高額だが、他は採算がとれない状況になっている。
風はいつ吹くかわからない。
しかも、発電量は風力の3乗に比例するためにますます安定した供給がされない。
発電するときはとてつもない量になり、暴風となると風車が壊れることも心配になる。
これを個人のレベルで実用化するのは難しいのだ。

しかし、難しいとなるとますますやってみたくなる。
業者には頼らず、自分で組んでみることにした。
風力発電機はインターネットで極力安い物を2機購入。
ホーマックで単管とツーバイフォーの木材を買ってきて、何とか2機を固定させる。
おお、風でまわるぞー。(ひとまず感動)
さらに、2機の風車から電線を這わせて家の中にもってくる。(苦労&苦労)
それぞれを合体させて並列にカーバッテリーにつなぐ。
その間にはチャージコントローラーもつける。(実験&実験)
直流電源を交流電源に変換させるコンバーターを介して家電を動かす。(なまら感動)

という訳で、業者が見積もった金額よりも恐ろしく安価で独立式の風力発電装置を自作してしまった。
おかげで、風が吹くのが楽しみになった。
精一杯蓄電しても、できることは携帯電話を充電したり、調子の良い時でiPadを充電したりする程度であるが、一応、実用化の範囲である。

今日も家に帰るとブンブン回る双子の風車が私を迎えてくれる。
ペットの様で、かわいがっている。
風車はいい。見ていて飽きない。
道行く人も風車を見る。
小さな子も指さしていく。

しかし、私よ、これは本当に無駄ではなかったか?
そう問い返して見たくなることが多いのは、気のせいだろうか。

2013 年 6 月 7 日

『宝くじ』

安齊裕香

宝くじが当選したら何を買うか。という話をよく家でも学校でもする。
今回のドリームジャンボは1等1億円が161本。2等100万円が2300本。この数字を見て「当たるんじゃないか・・・」と期待する人はたくさんいるでしょう。

購入者の中で何人が高額当選をするか?・・・と緻密な計算した人によると(いろいろな考え方があるのでこればかりではないが・・・)、約6万9803分の1の確率。そんな記事が以前出ていた。でも、一般的な当選確率と言われているのが1000万分の1。これはくじの販売数のうち高額当選数がどのくらいあるかという計算からきている。ジャンボくじの場合には、1ユニット1000万枚の中に1等が1枚あるという計算となるらしい。

当たるかな・・・?

さらに言われているのは、イニシャルで当たりやすい人。男性は「T.K」で女性が「M.K」。さらに「K.K」も。これは宝くじ協会の当選者アンケート結果によるものだ。

「K.K」・・・?

星座で言うと男性はみずがめ座、女性はうお座。
そして有名なのが、高額当選した売り場で買うこと。確かに。当たる場所は不思議と続けて当たるものだ。

私も買った。今回は15枚。イニシャルも星座も当たりそうな条件からは外れているけど、いつもなんとなく当たる気はして買っている。
当たったら何を買うか。家かな~。1億円ならとりあえず半分は貯金してみる。残りの半分のうち、500万くらいは何も考えずに遊びに使っちゃおうと思う。

当たるかなぁ~。
そーだ。亀貝校長がイニシャル『K.K』だ。