2019 年 12 月 のアーカイブ

2019 年 12 月 19 日

カード社会がやってくるとか?

亀貝一義

                                                        
キャッシュレスが言われる。カード社会の到来だとか。私たちは長年財布に現金を入れて暮らしていた。もちろん最近10年ほどは財布に何枚かのカードをいれている。
 
この数か月か、妙にキャシュレスが叫ばれ出した。ようするにカードサインだけで済ますことが今風なのだとか、だからカネの出し入れはなしというわけだ。
 
私も10年以上前から何とかカードを2、3枚はもっていたし、現金払いがキツいときには月賦(げっぷ。この語もボチボチなくなるかな)払いにできるというわけだ。しかし、だからといってキャッシュレスのカード社会がOKという気持ちにはなれない。
 
カードも1,2か月後には必ず預金から差し引かれる。当たり前だ。カード社会がなじめないのは、こまかい計算なしにカネは後払いだ、欲しいものは買おうという気持ちが大きくなることが怖いのだ。
 
常にマイサイフを頭にいれて買い物をする、という旧い習慣から抜けきれない。この習慣は捨てなくてもいいのだ、と自分で確認している。ケチな考え休むに似たり、と言われるかも知れないが。

2019 年 12 月 10 日

三和高校、創立10年がたちました

 札幌自由が丘学園三和高等学校校長 亀貝一義

今年は早いものです。わが三和高校は創立10年の節目の年です。この前身の札幌自由が丘学園高等部がスタートしたのは2002年でした。
フリースクールを経て高校に入りたいという子どもたちの進路を考えてまずある高校に在籍させ、しかし実際には札幌自由が丘学園でしっかり勉強してもらい、在籍校と確認した上で「高卒」の資格を取得する、という多少手の込んだ措置を数年間とり続けました。そして和寒町と協議し同町が申請し内閣総理大臣福田康夫認定(平成20(2008)年3月31日付け)の札幌自由が丘学園三和高等学校がスタートすることになったのは2009年4月26日でした。
なお三和の「開校記念日」は7月1日ですが、2008年7月1日に、当時の伊藤昭宣和寒町長が設立を認可した日ということになります。
 
以上のようにフリースクールの実績を高校教育の面でも一層発展させていこうというのが設立の趣旨でした。この10年間の歴史です。
私たちはこれからの10年間、さらに三和高校の教育の意義を広く訴えフリースクールともどもこれを必要とする子どもたちと、子どもを支える父母の期待に応えていこうと気持ちを新たにしています。