2009 年 8 月 のアーカイブ

2009 年 8 月 28 日

フリースクール修学旅行3

修学旅行最終日は、10時から4時30分までたっぷりとルスツの遊園地で遊ぶ予定だった。しかし、天気は昨日に引き続きあいにくの雨模様。降ったりやんだりを繰り返していた。3日目ということで、体調をくずす生徒や疲れている生徒もおり、ホテル内で買い物などをして過ごす生徒も少なくなかった。そんな中人気だったのがホテル内のゲームコーナー。割とレトロなゲームもあり、生徒たちも物珍しそうにしていた。
この3日間は決して楽しいことばかりではなく、他人と寝食を共にすることの大変さなどを知った生徒もいることと思う。そのようなことも含めて、今回の修学旅行が生徒たちにとっての思い出となり、成長へとつながってくれればうれしい。

2009 年 8 月 27 日

フリースクール修学旅行2

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フリースクール修学旅行二日目はルスツの遊園地。午後にはガラス工芸、乗馬、チーズ作り、アイス作りをそれぞれ分かれておこなった。
天気はあいにくの雨模様で、運転中止の乗り物があったのが残念だったが、雨を気にせず遊ぶ生徒もいた。遊園地遊びの本番は明日。午前中から夕方まで一日中遊べる日だ。明日こそは晴れることを願っている。

2009 年 8 月 26 日

フリースクール修学旅行1

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修学旅行一日目は、洞爺の昭和新山クマ牧場、火山科学館を訪れ、湖上遊覧船に乗った。
クマや鹿にえさをあげる機会もあり、生徒たちも楽しんでいた様子。湖をぐんぐん進んでいく遊覧船は、風がとても気持ちよかった。今日はサンパレスに宿泊してプールにも入る予定。明日はみんなが楽しみにしているルスツの遊園地だ。みんなの体力がもつのか心配だが、遊び疲れるくらいにこの旅行を楽しんでほしい。

2009 年 8 月 25 日

農業実習(2年生・生物)

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心配していた雨もからりと上がり、晴天のもと、農業実習に行ってきました!
「きたあかり」と「男爵」の2種類のいもを収穫。スコップで掘る係と、ころころと出てきたいもを拾う係に分かれて作業しました。最後は大根の種まき!収穫の日が楽しみです!

2009 年 8 月 25 日

修学旅行目前!

高村 さとみ

いよいよ明日はフリースクールの修学旅行。1日目は洞爺周辺、2日目、3日目はルスツの遊園地を訪れる。スタッフ側からすると、少し遊びの要素が多すぎるような気もするけれど…。勉強が手につかないくらい楽しみにしている生徒たちの顔を見ていると、これはこれでまぁいいかと思えてくる。私にとっても自由が丘での初めての修学旅行。生徒たちと同じくらいはしゃぎたい気持ちもあるけれど、実際には不安ばかりだ。「みんなケガをしないかな?」「迷子にならないかな?」なんて。

私が思っているよりもしっかりしている生徒たちなのだけど。私でさえこんな気持ちなのだから、生徒のご両親はきっとこの何倍も不安な気持ちで子どもを送り出しているのだろう。みんなが無事に過ごせるように、しっかり守るからね。楽しい思い出をたくさん作ってこよう!

2009 年 8 月 22 日

輝く演劇部

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演劇部の第3回公演が、札幌やまびこ座で22日(土)午後2時から行われた。「かくれんぼ」という校舎内で深夜に繰り広げられる本気のかくれんぼ大会。このかくれんぼの中に、劇団の思いや過去の体験などが時にはユーモラスに演じられた。
小学生から高校生までが心を一つにした舞台に満員のお客さんたちは惜しみない拍手を送った。

本学園の「やまびこ座」での演劇公演は今回がちょうど10周年に当たる記念のイベントだった。

2009 年 8 月 19 日

父と私

田房絢子

先日、とある小料理屋で父の還暦のお祝いをした。姉は「赤いちゃんちゃんこ、用意した方がいいんじゃない?」と数日前から言っていたが、そんな慣習を父は絶対にいやがるだろうと思ったので、私は「絶対用意しなくていい。」と頑なに拒否した。案の定、父は店に常備されていた赤いちゃんちゃんこを頑なに拒み、孫に着せて写真を撮っていた。あはは、やっぱりね。

この時、姉妹プラス義兄で出資しあい、父に鞄をプレゼントした。某メーカーのショルダーバッグ。何をあげようかと姉と考えていたら、ピンとひらめいた。去年のある日、実家で「あれー、同じとこのキーホルダー持ってるよ。見て見て、これー。」と私が差し出した革製のキーホルダーに、父は「おぉ、お前もなかなかやるな。」とつぶやく。その台詞、そのまま返してあげよう、父よ。

カメラが好きなのも、腕時計が好きなのも、飽きっぽいけどこだわり屋なのも、なんとなく似ている。決してそれがイヤではないと思う最近。

ちなみに私は父似。父親似の娘は美人になるって世間では言われている気がするけど。

ま、これはいいっかぁ。

2009 年 8 月 18 日

スタッフ研修会

 昨日、NPO私設北海道開拓使の理事長である石黒直文氏を講師に迎え、札幌自由が丘学園のスタッフ研修会が行われた。テーマは「北海道の未来を考える」。日本の50年後の人口に始まり、北海道の長所とは何か。それを生かしどのように北海道を日本全土へ、そして社会へアピールしていくべきか。他にもさまざまなお話しを伺い、北海道の持つ無限の可能性を知ることができ、とても有意義な研修会となった。

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2009 年 8 月 6 日

演劇部公開練習

 先日このブログの中でも紹介したのだが、8月22日(土)の14時からやまびこ座で、演劇部の定期公演が行われる。それに向けて、在校生やスタッフから広く意見を集めるために、今日の14時から1時間ほど公開練習が行われた。10数名の在校生がこの公開練習を見に来たのだが、ストーリーもおもしろく劇中には笑いが起きるなど、おおむね好評だった。本番まであと2週間と少し。今日の反省点をしっかりと生かし楽しい舞台を作り上げてほしい。

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2009 年 8 月 4 日

「予告―演劇部へ―」

                                                                      演劇部顧問 椎名結実

第3回演劇部定期公演が間もなくやってくる。
連日練習に励んでいる部員たち。
夏休みに入ると、自主練と称して、早く登校したり、部活のない日も台本を持ってやってくるようになった。
「役者が誰も来ていない・・・」と嘆いていたかつての演劇部の姿が嘘のように、ほぼ全員が、毎回の練習に集まってくる。
(それでも、本当に全員そろう日は数えるほどしかないが、なんと大きな進歩だろう)

失敗も、恥ずかしいことも、人に迷惑をかけたことも、数えきれないほどある演劇部だが、「最後の最後まであきらめないで、いい舞台のためにあがく」ことだけはやめずに来たことには自負がある。
顧問の指導力不足のおかげで、そんなことをきちんと言葉で伝えることも、有意味な働きかけで訴えることもできずに来たが、
「最後まで努力しつづけて」ついてきてくれた、歴代の演劇部員ひとりひとりに、私は誇りを持っている。

今年は演劇部の3回目の卒業生を出す年。
うまくなくていい。失敗したっていい。ただ一生懸命、仲間と力を合わせ、観る人のことを思いやりながらやり遂げたときの拍手は、自分を一生支えてくれる自信をくれる。
その瞬間をかかわった全員に持ってほしいばかりに、考え付く限りの挑戦をさせてきた。
もちろん、今回も・・・。

ただ、自分を信じられなくて、そんな挑戦への一歩が踏み出せないときもあるだろう。
例えば芽生え始めた自信が、逆に「妥協」へと自らを導いてしまうこともあるだろう。
だからそんなときは、誰よりも先に「納得いかない」と怒るのが、私の仕事なのです。

自分自身のことは、誰だってよく見えないから、
気がつかずに、積み重ねてきた努力を無駄にしようとする時がある。
分かっていてもつい、失敗する方へ流された方が楽だと思ったりするもの。
いつか、自分自身でそんな弱い自分にブレーキがかけられるようになるための、練習になりますように。

さあ、皆さん、今日は、本気で怒鳴りますよ!!

★演劇部定期公演は8月22日(土)14:00 札幌市こどもの劇場やまびこ座にて(地下鉄東豊線元町駅徒歩5分)。在校生無料。小学生以上500円。
多くのご来場をお待ちしております!!(予約不要)