2015 年 7 月 のアーカイブ

2015 年 7 月 24 日

【札幌学習センター】海の日ヨット体験&終業

札幌学習センターの様子です。

まずは毎年恒例、札幌セーリング協会様のご協力の元に実施している海の日ヨット体験。

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朝方までは雨が降っていたのですが、体験が始まるときにはすっかり晴れ模様。

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海日和の中、楽しい時間を過ごしました。

そして7/23(木)は終業。

最後に避難訓練を行いました。

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災害が起こった際の対応や避難場所の確認などをしました。普段の何もない時にこういったことを意識する機会をもつことが、実際に災害が起こった時に活きて来ます。

札幌学習センターは夏休みに入ります。事故なくケガなく病気なく、元気に過ごしましょう!

2015 年 7 月 17 日

【札幌学習センター】スクーリング最終日 茶道体験編

スクーリング最終日は、1・2年生は「茶道体験」を行いました。(3年生は、フラワーアレンジメントをやりました)

「片栗庵」という研修館から歩いて徒歩5分、日本庭園に囲まれた古来の建物をイメージして造られた建物で行いました。日本風の落ち着いた雰囲気の中で、風情を感じながらのお茶会や、俳句、短歌などの創作や研修活動などにご利用いただく施設です(和寒町教育委員会HPより) 

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講師の方は、和寒の泉交会の皆さんです。これが、その模様です。みんな、足がしびれましたが、和菓子とお茶をいただきました。

上の2枚の写真は、説明を聞いて、実際に1人が見本となって経験しました。その後、全員がお座敷のマナーについて勉強しました。抹茶好きな子が多くて今回は大盛況でした!!

左下は、和菓子をいただいているところです。とてもきめ細かな、お上品な和菓子でした。真ん中の下と右は、実際に自分たちでお茶をたてて飲んでみました。どうやら、自分のたてたお茶と講師の方に入れてもらったお茶では味が違っていたようです。

みんな、真剣に茶道を体験していました。

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とても充実した5日間でした。特に、1年生は初めてのスクーリングで緊張したと思います。

スクーリングに参加した1年生が、最も楽しかったと言っていたことは「カヌー」でした。その次は、「ペタンク」と「運動会練習」が同時でした。最後に、スクーリングを終えた1年生の担任として、スクーリングの教育的意義についてまとめておきます。

「体験活動の意義」

札幌自由が丘学園に赴任して3ヶ月が経とうとしています。私の意見ですが、札幌自由が丘の特徴の1つに、体験活動が多いことがあげられます。特に6月は、交流会でBBQをしたり、登山に行ったり、サイクリングをしたり、公園で運動したり...私の経験ですが、札幌近郊に引っ越してくる前の田舎で過ごした幼い頃の記憶がよみがえるような、どこか懐かしさを感じさせる日々を札幌で過ごしているように思えてきます。

今の子どもたちに足りていない(かもしれない)大切な学びの場が多く存在している気がしています。というのも、私自身、今年の3月まで研究室にこもって文献を読みあさり、論文を書いていた学生でした。当時、北大の研究室にカメムシが出るたびに大騒ぎしていました。そんな「シティーボーイ」の私も、三和高校にやってきて自然を相手にする機会が増え、大自然の中から学ぶことって意外に多いことに気づきました。そこで、この場を借りて、体験活動の意義について少し理解を深めようと思います。

まず、インターネットで「体験活動、意義」と検索すると、このような説明に出くわしました。

子どもたちは、具体的な体験や事物との関わりをよりどころとして、感動したり、驚いたりしながら、「なぜ、どうして」と考えを深める中で、実際の生活や社会、自然の在り方を学んでいく。そして、そこで得た知識や考え方を基に、実生活の様々な課題に取り組むことを通じて、自らを高め、よりよい生活を創り出していくことができるのである。このように、体験は、子どもたちの成長の糧であり、[生きる力]をはぐくむ基礎となっているのである。(「21世紀を展望した我が国の教育の在り方について(第一次答申)」平成8719日中央教育審議会答申より)

とても大切な示唆をしてくれています。インターネットは便利ですね。

ほんの少し、私なりに解釈してみようと思います。まず、体験活動をただ通過儀礼として熟すのではなく、体験を通じて「心」が動かされなければいけません。さらに、体験活動の中で「なぜ、どうして」と考え行動するきっかけも大切だと感じます。当たり前のことですが、ただ自然の中で、社会の中で、集団の中で活動していれば、何か学べるというわけではありません。最後に、個人が経験して得た知識や考え方を持って実生活に活かしていく必要性があります。これも非常に大切なことですね。

体験活動での「経験値」を持って、一人ひとりが実生活をよりよいものにするということだと感じました。

自分自身、高校生のころを振り返ると、体験活動って「自然への訪問」、「単位履修」、「学校行事」、「授業がない、らっきー」という単純な理由で過ごしていた気がして、心苦しいです。

子どもと自然の関係についてもう少し考えてみます。河合(1991)は、「日本人は、大自然から美を抽出し、それを独自の繊細で鋭敏な美意識で、造形的に自然を再構成する能力が非常に優れている(p.229)」と指摘しています。日本人の美意識と自然との関係は非常に根深く、和歌や古典文学からも学ぶことができます(ツベタナ, 2011ほか)

ただし、人類は、自然を自らの手で改変することを覚え、人為による生産手段を獲得し、やがては自然を征服し管理する方向に向かった、とも言われています。たしかに、現代の子どもたちを取り巻く環境は、科学の進歩によって人工物に囲まれ、物質的に豊かになることで幸福を獲得できるという錯覚に陥ってしまっているのでは?という気持ちになります。そうした時代だから、体験活動と日常生活との間に大きな大きな「溝」があると思います。

教育者というか、自然体験をコーディネートする私たち自身が、自然体験と日常生活との架け橋となることが求められているような気がします。

スクーリングを通じて、子どもたちはたくさんのことを学びます。それを支援する大人たちも多くのことを学べました。

参考文献

河合雅雄(1991)『子どもと自然』岩波書店  

ツベタナ・クリステワ(2011)『心づくしの日本語ー和歌でよむ古代の思想』ちくま新書

私、小林のスクーリングを終えた感想でした。

2015 年 7 月 17 日

【札幌学習センター】スクーリング最終日

5日目のプログラムは学年別の内容でした。3学年はフラワーアレンジメント。

冬に職業体験でお世話になった藤田さんに再び講師を依頼しました。

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予定にはありませんでしたが、急きょ担任も花を生けることに。センスはないものの必死に取り組みました。

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きれいにアレンジできた花を藤田さんの目線で順位付け!

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1位はこの花!色彩豊かで、立体感が表現されていることが要因だったようです。

2015 年 7 月 16 日

【札幌学習センター】スクーリング4日目

4日目のスクーリングは、気温が低く、和寒は雨でした。

みんなが楽しみにしていたプール実習が中止なってしまいました。本来、予定していたプログラム

【午前】1年生と3年生希望者 「ガイドマップづくり」町内散策  2・3年生「パークゴルフ体験」

【午後】全学年 プール

雨が降っていたので、午前中は自由活動でした(体育館で運動・雨の中の散歩・部屋でまったり)。

ここが和寒のプール。

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午後は、体育館で「ペタンク」をやりました。

【ペタンク】 ペタンク(petanque)とはフランスが発祥の球技で、語源は南フランス・プロヴァンスの方言の「ピエ・タンケ(両足を揃えて)」から由来している。ペタンクは高齢者から小学生まで年齢を問わずに楽しめるおしゃれなスポーツで、発祥地フランスでは愛好者が600万人を超え、年中各地で様々な競技会が開かれている。(ペタンクジャパンHP参考 www.petanque-japan.com/)と言うスポーツで、これが活動風景です。

みんなが笑顔になれるスポーツでした。

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そのあと、バスケットをしたり、卓球をしたり、バドミントンをしたり、体をいっぱい動かしました。

そして、3年生は最後のスクーリングの夜。全員で「花火」をやりました。

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打ち上げ花火もやりました。空に消えてった打ち上げ花火、高校生の青春ですね。

最終日は、1年生は茶道体験・3年生はフラワーアレンジメントです。

2015 年 7 月 15 日

【札幌学習センター】スクーリング3日目

3日目の様子。この日までは晴れ間が続き計画通りにプログラムができました。

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写真の通り、この日はカヌーに乗りました。

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写っているのは3年生といつもカヌーの授業でお世話になっている酒向さん。3年生は装備を整え、準備体操をしてすぐに湖上へでました。

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快晴!!カヌーを何艇も横付けしてカヌー全体を回転させたり、乗っているカヌーを移動したりもしました。

水上スポーツなので最初は怖がる生徒もいましたが、みんな楽しく乗りこなしていました。

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写っているのはカヌー、と!!!?ダンボールで作った舟(カヌー)です。

すぐに沈んでしまうものもあれば、沈まず両岸を4往復するものもあり大変盛り上がりました!!

2015 年 7 月 14 日

【札幌学習センター】スクーリング2日目

7月5日(日)は和寒町大運動会でした。早速、写真を交えて紹介していきます。

開会式を終えて、初めの種目は「開村100周年記念○×クイズ」でした!なんと、三和高校から2名最後まで残りました!(時間の都合で、最後はじゃんけん大会だったんですが・・・)。記念品をいただきましたよ!勝因は、「パー」だったのかな!?

続いて、「チームワークが一番」という長縄跳びに出て、なんと「第3位」入賞を果たしました!!!

感動したね。何度も引っかかったけど、あきらめない根性、かっこよかったね!

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次に、町民大運動会の見物の1つ「玉入れ」でした。どれだけの玉が届いたかな?

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仮装わっさむ音頭は、三年生のみの参加でしたが・・・たぶん、三和高校が一番、町民の皆さんに「笑顔」を提供できたのでは?!

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和寒の輪「わくぐりリレー」、「ビンつりリレー」、「リレー」、「障害物競走」、「綱引き」いろいろな種目に出たね!

オープン参加だったから、記録に残らなかったけど、「暗夜の一刀」は三和高校が「第1位」でした。記録に残らなかったけど「記憶」に残ったんじゃないかな?!

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いろいろなドラマがあって、笑顔があって、地域の方との交流があるのが夏季スクーリングの運動会。

きっと、特別な日になったと思います。最後に、頑張ったみんなでBBQをして語り合いました!

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2015 年 7 月 13 日

【札幌学習センター】スクーリング1日目

7月4日(土)から全日コースの1・3年生が和寒町にてお世話になりました。

初日は本校のある三和菊野地区の方々と一緒に、2日目に参加する町民大運動会の練習をしました。

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和寒町の名物である玉入れ。高さは4m12cmもあるのでなかなか苦労しました。

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ビンつりリレーの練習です。短く切った割り箸を紐で縛り、ビンをつりあげてのリレーです。こちらもなかなか難しい。

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1日の最後はレポートの作成。まだまだ疲れのない1日目。2日目の町民大運動会に向けて体力温存です!

2015 年 7 月 8 日

【札幌学習センター】最近の様子

今週は1・3年生が夏季宿泊学習のため、学校には2年生しかいません。

少ないので静かなのかと思いきや・・・

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Tくん劇場で意外な盛り上がりを見せる休み時間。

そして、今日は英語の授業で素敵なゲストが!

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非常勤講師のK先生の義理の息子さん、N先生がオーストラリアからはるばる来て下さいました。

N先生は本当にあちらの高校の先生です。とても背が高いです(192cmくらいとのこと)。でも先生の学校には先生よりも背が高い生徒さんがいるそうです。

日本語はまだまだ勉強中とのことですが、なかなかどうして会話もできてしまいます。おまけに授業で使うスライドに普通に漢字使ってる・・・すごいです。

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オーストラリアの動物のお話なんかもふんだんに盛り込まれた、会話中心の楽しい授業をして下さいました。

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N先生、どうもありがとうございました!