2023 年 11 月 28 日

職業体験


中学3年生が二日間の職業体験を行いました。

保育園である「ちあふるひがし」では園に来ている子と遊び、身の回りのことを支援しました。
「カレスプレミアムガーデン」はデイサービスセンターを利用している高齢者の入浴や食事の支援を行いました。
フリースクールスタッフはついていかないので、質問や相談はすべて生徒本人が体験先の方にしなければいけません。慣れない環境に飛び込むことはとても緊張したと思いますが、さすが中学3年生!二日間の実習を無事に終えることができました。
今はお礼状や事後レポートを作成中。みんなの感想が聞けるのが楽しみです!

2023 年 11 月 21 日

フリースクール交流会


札幌エルムライオンズクラブの主催で「フリースクール交流会」を開催しました!

女子サッカーチームであるノルディーア北海道の選手たちによるサッカー教室と、会食を行いました。
コロナ禍により中止していた年もあり、会食も行えたのは4年ぶり。
ボールを使ったレクリエーションでお腹をすかせ、みんなで食べる食事はとてもおいしかったです!
札幌エルムライオンズクラブの皆さま、ノルディーア北海道の皆さまどうもありがとうございました!

2023 年 11 月 9 日

美術 名画の鑑賞&ボディペイント


10月~12月は新しい美術講師の方に来ていただいています。一回目の授業は名画について。名画の一部分を隠して「ここには何が描かれていたでしょう?」とクイズをしながら名画を鑑賞しました。名画の一部に自分で絵を描きこむことも行い、みんなノリノリで参加していました。

二回目の授業ではたくさんの化粧品を使ってボディペイントをしました。顔や手を大胆に塗る子もいれば、手にかわいらしい絵を描く子もおり、こちらもとても楽しい時間となりました。化粧品を寄付してくださった方々、どうもありがとうございました!

2023 年 10 月 31 日

ハロウィンパーティー


ハロウィンパーティーを開催しました!今年は生徒たちがつくった料理やスイーツを買ってもらう模擬店形式。保護者・卒業生・三和高校の生徒・お隣の事業所のみなさんなど40名以上の方にお越しいただきました!

実は模擬店の経営を通して「利益を出すにはどうするか」を考えるという、経済の勉強を兼ねていました。
無事に黒字達成!「とてもおいしかった!」とたくさんの声をいただきました。どうもありがとうございました!

2023 年 10 月 26 日

湿地植物を食べよう!

みなさん、この実は何だかわかりますか?



これはヒシの実。沼などの湿地に生える水草です。
この形状から「菱形」という言葉も生まれました。



ヒシの実は食べられます。栗のようなホクホクした食感です。
春から続けてきた特別授業シリーズ「湿地の時間」、今年度のラストはみんなで湿地植物を使った料理を作って食べよう! というものです。



講師のMiyoさんにヒシの実やマコモダケなど湿地で採れた食材の話を聞いて、
いざみんなでクッキング!
レンコン(これも立派な湿地植物です)とマコモダケを入れた豚汁、
そしてヒシの実を入れた炊き込みごはんを作ります。



「マコモダケ」とは、マコモという植物に食用菌が付くことでふくらんだものなのだそうです。
シャキシャキコリコリして、豚汁にピッタリでした。











三和高校の高校生たちにも大好評で、大鍋2つにたっぷり作った豚汁は空っぽに!
 
これまでも「湿地の時間」には種まきや水やり、美術作品の制作など幅広い活動に取り組んできましたが、
調理と食事を通じて湿地を学んだのは初めてのことです。
講師の鈴木玲さんが「今日はお腹に湿地を入れてみましょう」と語っていたように、
文字通り身体を通じて自然の大切さを感じ取る機会になりました。
 
来年はどうやって学ぶ&遊ぶかな?

2023 年 10 月 23 日

東近江市長の発言を受けて

フリースクール札幌自由が丘学園
理事 高村さとみ

 先日、滋賀県・東近江市長が「不登校になる大半の責任は親に」、「フリースクールは国家の根幹を崩しかねない」といった発言をしたというニュースがありました。すでに多くの団体・個人の方が抗議の声をあげていますが、十数年不登校の子ども・保護者の声を聞いてきた者として、私からも改めて今回の発言に対し異議を唱えたいと思います。
 
 フリースクールで働き始めて十数年、不登校のことで悩んでいる子ども・保護者にたくさん出会ってきました。「学校に行けない自分はダメなやつ」と自分を責める子、友人に不登校であることを隠している子、自分の子育てが悪かったのかと悔やんでいる親、子が苦しむ姿を見て胸が痛いと涙する親。こうした大きな葛藤や辛さを抱えた子ども・保護者のことを何も理解しようとしない今回の発言には憤りを禁じ得ません。東近江市長のこうした価値観こそ、不登校の子ども・保護者を苦しめてきたといえます。
 
 東近江市長の言葉の端々からは、学校とは辛く、我慢をして行くもの、大人が強制してでも行くものという考えが表れています。私の考える教育とは、一人ひとりの子どもが人生を豊かに幸せに生きていくためのものです。子どもを苦しめる教育なんて、教育ではありません。これは日々、子どもたちのために豊かな実践をされている教職員の方々にとっても侮辱ととれる発言なのではないでしょうか。
 
 今回の東近江市長の発言に傷ついている子ども・保護者がいるなら、私は大きな声で伝えたいです。不登校は誰にでも起こりうること、子どものせいでも親の責任でもありません。嫌がる子どもを引きずって学校に連れて行く必要なんてありません。子どもに大切なのは今を安心して楽しく過ごすこと。その環境があれば、子どもは自ずと自分の人生を豊かに歩むための力をつけて行きます。もしも今辛い思いをしていて相談できる人がいないという方は、どうぞ札幌自由が丘学園にご相談ください。同じことの繰り返しになりますが、不登校は子どものせいでも親の責任でもありません。これははっきりと、声を大にして言えることです。

2023 年 10 月 20 日

生徒による授業


札幌自由が丘学園オリジナルの科目「What’s LIFE?」。生活や人生をテーマとした授業なのですが、例年この時期には生徒による授業が行われます。今年は多くの生徒が授業をやることを希望してくれています。

今年第一回目の生徒の授業は「ぬいぐるみ説明会」。家にあったぬいぐるみをたくさん持ってきてくれ、どの子が一番かわいいと思うかの投票や、ぬいぐるみとの思い出を話してくれました。
第二回目は「あんさんぶるスターズ!!」について。ゲームのキャラクターの背景や性格について詳しく語ってくれました。かなりのキャラクター数なのですが、名前もキャラクター情報も全部覚えていてすごい!
11月、12月としばらく生徒による授業は続きます。楽しみです!!

2023 年 10 月 5 日

創造ウィーク 「全部of全部」


今週は「創造ウィーク」!

今週の時間割は生徒が話し合いをして決めました。座談会や映画鑑賞、バドミントンなど生徒たちがやりたい活動が詰まっています。今日の活動は「全部of全部」というゲーム。
参加する一人一人が対決のお題を考え(例:ジャンケンして負けた方が勝ち)、どの対決をするかをくじ引きで決めながらトーナメント形式で対戦していきます。
今日は「ジェンガをたくさん積み上げた方が勝ち」「ジョジョ立ちをしてかっこいい方が勝ち」「靴を早く脱いだ方が勝ち…と見せかけて負け」などで対決しました。人を引っかけるような対決が混ざるのがおもしろいところ。みんなで盛り上がりました~!

2023 年 9 月 26 日

宿泊学習in小樽



小樽での宿泊学習を実施しました。一日目はまず小樽街歩きへ。旧手宮線や小樽市総合博物館を巡りながら小樽の歴史について学びました。その後はグループに分かれて自主研修。昼食をとり、とんぼ玉づくり体験など、ものづくりをしました。夜はバーベキュー&花火!と盛りだくさんの内容でした。



二日目は午前中は朝食・昼食を自分たちで調理しました。昼からは天狗山へ。小樽の景色を見下ろしながらジップラインで滑り降りて、宿泊学習の締めとなりました。

今回はバーベキュー、朝食・昼食づくりと自分たちで準備や片付けをする場面が多く、ある生徒はごはんをつくり、ある生徒はみんなの布団を上げ、ある生徒は余してしまったごはんを食べ…と、係分けしなくてもそれぞれがやれることをやろうとする姿勢が大変すばらしかったです。
事後学習でみんなの感想が聞けるのが楽しみです!

2023 年 9 月 13 日

ARで湿地探検


今年度継続して行っている「湿地の時間」。前回は段ボールや紙で湿地をつくり、「リサイクルアート展」に出展しました。

今回はARを使って、湿地の生き物のキャラクターである「〆っちゃーズ」を湿地の作品の中に登場させました。頭や手足に機械をつけると、自分が動いた通りにキャラクターが動いてくれます。
自分たちがつくった湿地の中をキャラクターたちが散歩する様子に「かわいい~」と声が上がっていました。