８月２７日（水）～２９日（金）はフリースクールは秋休みでしたが、その間、ネイパル森主催事業のリフレッシュキャンプに参加した生徒たちがいました。

不登校の状況にある全道の仲間が集まり、他のフリースクールや適応指導教室などの仲間とも友達になり、楽しく、そして有意義な３日間を過ごすことができました。

特に２日目に行われた「駒ヶ岳１周サイクリング」は全長４６ｋｍの長い距離で、朝８時に出発して夕方４時に到着する長丁場のチャレンジでした。

途中で疲れ切って車で搬送される生徒もいましたが、みんなががんばって走り続ける姿を見て、再度復活して最後はみんなと一緒にゴールをする生徒や、小学生ながらも、休みをしっかりとって自分のペースで完走する子もいました。

普段の学園生活だけでは決して見られない様子が見られ、生徒たちそれぞれ殻を破って、新しい自分に出会った様に思えました。

３日目はカヌー体験もあり、同じところでぐるぐるまわっている生徒たちが徐々に慣れて目的の方向へ進むことができるようになったりしました。

もっとサイクリングをしたいので、今度は自分たちで企画してもっと遠くへ行ってみたいという要望もあり、一皮剥けた（本当に日焼けでも剥けていた）生徒たちの姿を実感しました。

２学期最初の英語小学生クラス。

「顔のパーツの英単語を覚える」ことを目標に、福笑いづくりを行いました。

上の写真ができあがった作品です。

「英語でしかヒントをだしてはいけない」というルールで福笑いに挑戦しました。

なかなか顔の輪郭にパーツがおさまらないなど福笑い自体は難しかったのですが、そこがまたおもしろく生徒たちもとても楽しんでいました。

某アニメキャラをモデルにつくった福笑いなのですが、顔のパーツを交換してみるなど福笑いをとても気に入っているようでした。

「登校拒否・不登校を考える夏の全国大会２０１２ in北海道」「全国子ども交流合宿２０１２ in北海道」が無事に終了しました。札幌自由が丘学園からも１０数名の生徒が参加しました。

札幌自由が丘学園の生徒はそれぞれこの大会の子ども実行委員として宣伝活動をしたり、バンド演奏を披露したり、代表あいさつやシンポジストを務めたりと大活躍でした。

アイヌ交流文化センターの見学やニセコでの自然体験を通して、全国の人たちと交流を図ることができたのも良い思い出です。（上記写真）

特に印象的だったのは、一日目の「しゃべくりNIGHT」という企画で集まった子どもたちでいじめや不登校の経験について話し合ったこと。この時間はTV局の取材も入り、熱い語り合いの場となりました。いじめ自殺の問題についてどう思うのか、何をもっていじめとするのか、なぜいじめはおこるのか。自分の不登校経験に照らし合わせながら、自分の気持ちを表現するのが苦手な子も一生懸命に話していました。

この２日間の様子を語りつくすことはできませんが、離れた地域の友だちができたこと、様々な考えをもつ仲間と出会えたことは生徒たちにとって大きな財産になったことと思います。

全国大会の様子がTV放映される予定です。詳細については決まり次第掲載しますので、ぜひご覧ください♪