2023 年 10 月 26 日

湿地植物を食べよう!

みなさん、この実は何だかわかりますか?



これはヒシの実。沼などの湿地に生える水草です。
この形状から「菱形」という言葉も生まれました。



ヒシの実は食べられます。栗のようなホクホクした食感です。
春から続けてきた特別授業シリーズ「湿地の時間」、今年度のラストはみんなで湿地植物を使った料理を作って食べよう! というものです。



講師のMiyoさんにヒシの実やマコモダケなど湿地で採れた食材の話を聞いて、
いざみんなでクッキング!
レンコン(これも立派な湿地植物です)とマコモダケを入れた豚汁、
そしてヒシの実を入れた炊き込みごはんを作ります。



「マコモダケ」とは、マコモという植物に食用菌が付くことでふくらんだものなのだそうです。
シャキシャキコリコリして、豚汁にピッタリでした。











三和高校の高校生たちにも大好評で、大鍋2つにたっぷり作った豚汁は空っぽに!
 
これまでも「湿地の時間」には種まきや水やり、美術作品の制作など幅広い活動に取り組んできましたが、
調理と食事を通じて湿地を学んだのは初めてのことです。
講師の鈴木玲さんが「今日はお腹に湿地を入れてみましょう」と語っていたように、
文字通り身体を通じて自然の大切さを感じ取る機会になりました。
 
来年はどうやって学ぶ&遊ぶかな?