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2023 年 1 月 17 日

3学期スタート & アーティストの大村さん・杉本さんとともに ②

3学期がスタートしました。
1時間目は、始業式。
1人ずつ冬休みの思い出を話しました。
ルールがあり、前の人の発表の最後の文字から話します。
そうです。「しりとり」です。
みんな、上手に文章をつなげて発表できていました。
「スキー、スケート、地下鉄、飛行機、横浜、帯広、
映画、絵、あんスタ、みかん、インフルクラスター」など
それぞれの冬休みを過ごしていたようでした。
2時間目は、身体測定。
「〇㎝伸びた!」、「視力がちょっと良くなった!」など
喜んでいる生徒もいましたね。
私は2mm小さくなっていました…。
午後は大村さんをお招きしての書道。
まずは、自分の好きなものを考え、「なぜ好きなのか?」、
「その好きと今後どのように関わっていくのか?」などを深掘り。


その後、「エア書道」と「模造紙書初め」。
「エア書道」はコンピュータに自分を認識させ、
空間に文字を書きます。書いた文字は電子黒板に現れます。
初めての経験でしたが、自分の思った通りに書くことができていた
生徒もいました。


「模造紙書初め」には、筆ではなく雑巾を使います。
ダイナミックで力強いアートな書初めを完成させることができました。
模造紙書初めは、フリースクールの教室の天井に掲示する予定です。
フリースクールの教室には入ったときには、見上げてみてください。
そこには、アートな文字が広がっているはずです!

2023 年 1 月 10 日

アーティストの大村さん・杉本さんとともに ①

今日も昨年の取り組みのご紹介をひとつ。

みなさんは「おとどけアート」という活動をご存じでしょうか?
学校などに芸術家を派遣する札幌市の事業のことで、社団法人「AISプランニング」が窓口となっています。
 
フリースクール札幌自由が丘学園でも、この「おとどけアート」に近い活動をやってみませんか? と、AISプランニングの担当の方が声をかけてくださり、この冬から二人のアーティストが学園に関わって活動することとなりました!
 
大村直子さん


 

杉本典子さん




 
肩ひじ張らずにこのお二人と楽しく関わってほしいと思い、この特別授業を「大村さん杉本さんと遊ぼう」の時間と名づけました。
これ以上ないほど単純なネーミングではありますね…。
 
昨年12月は、まず杉本さんが中心となって生徒たちと制作を行いました。
制作と言っても難しいことはありません。
自分の好きなものや願いごとを書いた「布短冊」を作って、
たくさんのハギレとともに紐にくくりつける!
たったこれだけです。












 





単純に思えるかもしれない工程ですが、むしろそこが狙いです。
無心に手を動かせるこの作業、おしゃべりしながらでも十分できるので、まあ話が弾むこと。
アーティストのお二人やAISプランニングコーディネーターの方とも気さくに語り合いながら、
気づけばこんなにすてきなオブジェが完成していました…!


 







好きなものや願いごとをスタート地点にすることで、お互いをさらに知ることができる、前向きになれる。
この何気ないけど楽しいコミュニケーションこそが、実はアートにもつながっているということに驚かされたひと時でした。
 
1・2月にも「大村さん杉本さんと遊ぼう」の時間は続きます。
遊びは学び、遊びはアート。
新しい年はどんなことをして遊べるかな?


※この取り組みについては、AISプランニングのブログでも紹介されています。ぜひご覧ください!

https://ais-p.jp/hyogen_ais/2023/01/11/sugioo03/

2023 年 1 月 5 日

おいしさいっぱいの秋・冬でした

冬休みに入り、ひとときの静けさに包まれている学園から、
今回は秋・冬の思い出をいくつか。



おいしそうに焼けたさつま芋は、宿泊学習でお世話になった蘭越町の牧野農園さんからの贈り物です。
まとまった写真を取り損ねてしまったのですが、こんな見事な芋がダンボールにたっぷり入っていました…!
そこで、秋から冬にかけてはことあるごとに焼き芋にしてみんなで試食。



かぼちゃみたいに濃い実の色が見えるでしょうか。
「紅きらら」という希少品種です。
生徒たちにも大人気で、いつも数本焼いてはすぐに売り切れということをくり返していました。
なので写真も少ないのです…。


11・12月には給食も実施しました。
フリースクールの小中学生たちと、札幌自由が丘学園三和高校の高校生たちと合同での給食です。
卒業生の新森さんからいただいたお米と、三和高校がある和寒町の農家さんからいただいた玉ねぎ・じゃがいもを使いました。







カレーや豚汁、たーっぷり作ってみんなで食べるとお腹の底から元気になりますよね。
これまたおかわり続出で大人気でした!

 
さらに、生徒の親御さんからも玉ねぎ・じゃがいもをたくさんいただいたので、こちらはジャーマンポテトやフライドポテトにしました。
(なんと売り切れが早すぎて写真が一枚も存在しません…! こんなことばかりですみません)
ファーストフード店で食べるポテトもおいしいけど、切りたて揚げたてのおいしさはやっぱり格別です。


食材を提供してくださった皆様、本当にありがとうございました。


三学期に入れば卒業の季節まで残りわずかですが、
おいしくて楽しい思い出、これからもできるだけたくさん作っていきたいところです。

2023年も札幌自由が丘学園をどうぞよろしくお願いいたします!
 
(生徒たちも授業「ものづくり」でいろいろおいしいものを作っています。こちらの紹介はまたあらためて…)

2022 年 12 月 26 日

2022年ラストはクリスマス会

11月のハロウィンパーティーの次は、12月のクリスマス会!
パーティーばかりのようですが…
いいのです。札幌自由が丘学園は寒い冬を楽しく乗り切ることを優先するのです。




 




内容は、ゲーム・発表・お菓子配布とシンプルなもの。
でも、二学期最後の活動日だったこともあって、なんとなく年末感が漂う、まったりほのぼのした楽しい時間でした。
卒業生もお菓子を持って遊びに来てくれました! 感謝!


 




先日のミニ運動会では時間切れとなってできなかったマイムマイムも、今回は決行しました。
クリスマスに踊るクリスマイムマイム。乙なものです。
 




パーティーが終われば、あとは冬休みがスタートです。
毎年と同じくあっという間の一年でしたが、来年もみんな楽しく過ごせますように。

 
そして、ブログをご覧の皆様も、どうか良いお年を!


2022 年 12 月 20 日

急きょ開催! フリースクール運動会

12月19日。午後はみんなで北ガスアリーナ札幌46(中央体育館)へ。
体育の授業の時は、この体育館のアリーナを有料貸し切りで使っています。年間に10回程度のお楽しみです。
この日は今年度ラストの貸し切り体育。
「せっかく最後だから面白いことしたいね~」
「運動会やってみたい!」
という生徒の声に押されて、急きょ運動会を開くことになりました。





借り物競走で笑って…







バスケでみんな本気を出して…









残りゼロになりかけたエネルギーをリレーで振りしぼって…







盛り上がりすぎて退館時間が近づいたため、表彰&閉会式は廊下でこっそり実施!(笑)
勝敗はありますが、「勝ってうれしく、負けても楽しく」を合言葉に行った運動会。
競走中や試合中には、チームを超えてお互いを励ます声・称える声がたくさん聞こえてきたのが、スタッフとしては何よりうれしかったのでした。
 
(本当はマイムマイムも踊る予定でしたが時間切れで中止となりました。近いうちに学園で踊ろう!と話しています。一緒に踊りたい方は遊びに来てください

2022 年 12 月 13 日

フリースクール交流会(ノルディーア北海道サッカー教室)

北海道フリースクール等ネットワークの主催の交流行事「フリースクール交流会」が開かれました。
10月に実施した日本ハム食育教室に続いて、この2年のあいだ開催できなかった恒例行事が少しずつ復活しています。
 
今回もお世話になったのは札幌エルムライオンズクラブの皆さん、
そして、なでしこリーグ所属女子サッカーチーム・ノルディーア北海道の皆さんです!
(さらに、かわいいマスコットキャラクターのノルちゃんも……!)





札幌自由が丘学園の生徒たちは、会場に到着するなりなんとなくボールを蹴り始めて、はやくもサッカーの気分。



このあと、他のフリースクールの皆さんも合流し、楽しいボール遊びやしっかり白熱したチーム戦まで、サッカーを満喫しました!




 
こちらは試合の際にチーム内MVPを受賞した生徒。



プレー中も、受賞した時の笑顔も輝いていました。









こんなすてきなお土産もいただいて、至れり尽くせり……。



いつも生徒たちのために楽しい機会を提供してくださる札幌エルムライオンズクラブの皆さん、
そして、サッカーの面白さ・身体を動かすことの楽しさを存分に伝えてくださったノルディーア北海道の皆さん、
どうもありがとうございました!

2022 年 11 月 29 日

ハロウィンパーティー やっと開催できました!

ハロウィンパーティーといえば、10月の末に開催するものと決まっています。
私たちもその日程で準備を進めていました、が…
パーティー直前に職員のコロナウイルス感染があり、残念ながらこの時は開催できず。

一か月遅れとなった11月25日、ようやく楽しいパーティーを開けました!











司会はいつものように生徒が担当します。




いろいろなゲームを楽しんで…
(写真は「新聞ジャンケン」。新聞紙の上でジャンケンをしますが、負けるとどんどん立つ場所が狭くなっていきます)






マンガのセリフをアフレコ的に読む発表もあって(熱演でした!)




ついでにスタッフもちょっとだけ…




コロナ感染に気をつけながらの実施でしたので、食事やおやつはとれませんでしたが、
みんなで一緒に楽しめる時間はやっぱり大切ですね。
 
卒業生もたくさん遊びに来て(10年以上前の卒業生も!)、最後までにぎやかな一日でした。

2022 年 11 月 16 日

北星学園大学訪問&さっぽろアートステージ2022鑑賞

夏にお世話になった北星学園大学の実習生の皆さんを訪ねて、みんなで大学に遊びに行きました。
毎年、実習担当の片岡先生が見学をコーディネートしてくださっています。ありがとうございます!



 
学内を案内していただくと、おしゃれな学内カフェや荘厳なチャペルにみんなびっくり。








学食でおいしいお昼を食べて…











実習生の皆さんと再会!





 
大学生活について、学外活動やアルバイトについて、などなどたくさん教えてもらいました。
でも、一番盛り上がったのは、自由におしゃべりする時間です。
座って話を聞く時間から好きなように動ける時間に切り替わった時の、生徒たちの勢いの違いたるや!
たくさん話を聞いてもらって嬉しそうな生徒たちを見て、やっぱりみんな実習生さんが好きなんだな~とあらためて実感しました。

さらに、片岡先生のご厚意で、大学の大きな黒板にみんなで好きなように絵を描かせてもらうという贅沢な時間まで…!






そしてその後は、札幌駅前地下歩行空間に出かけて、「さっぽろアートステージ2022」の出展作品を観ながら帰ってきました。
こちらは美術を専攻する大学生の皆さんの作品。






そして障害のある方々が制作した「ボーダレス・アート」の作品。




 
ほかにも、市内の高校美術部の皆さんの作品(わずか2日で完成させたそうです!)など、斬新な発想で創作意欲をそそる作品がたくさんありました。

展示は明日23日まで。
チカホを通りがかる皆さん、ぜひいつもより少しだけゆっくり歩いて、市民によるアートの数々を味わってみてください。

2022 年 11 月 11 日

「湿地の時間」ファイナル!

6月からたびたび数を重ねて行ってきた特別授業「湿地の時間」。
先日、今年度のラストとなる4回目の授業が行われました。



まずはこれまでの活動のふり返りです。
湿地ってどんな場所?という話から始まり、湿地植物の種植えや植え替えなどの作業を続け、
さらに篠路福移湿原に出かけてミズゴケの観察…と、
時間をかけてさまざまな角度から湿地の自然環境について学んできました。
 
いつも指導に当たってくださったのは、NPO法人 人まち育てⅠ&Ⅰ理事長(ほか肩書いっぱい)の鈴木玲さんです。





長い間みんなで水やりを続けた植物たちのことも
「寒くなってきたから一見枯れているみたいだけど、実は根っこは生きていて、ちゃんと次の年の準備をしてるんです」と教えてくれました。





お忙しい中、いつも気さくな雰囲気で自然を守ることの大切さを伝えていただきました。
 
そしてさらに、この日はVRを使って湿地動物について学ぶプロジェクトを進めている皆さんも来られました。
「学ぶ」といっても決して小難しいものではなく、湿地動物をキャラクター化して戦隊「〆っちゃーズ」を結成してしまうという斬新で楽しいもの。
生徒たちには授業が始まる前からすでに大人気でした!





 
なんとこの日のために制作していただいた(!)というオリジナルの塗り絵にも取り組みました。







そして用意していただいたVRゴーグルを覗くと、そのバーチャル湿地にキャラクターたちが出現…!
まさかのゆかいな体験にみんな大喜びでした。








それでも、伝えたいのは湿地動物たちが環境にもたらす大切な役割、そしてそうした動物たちが暮らせる湿地が激減しているという事実です。
笑いや歓声の中にも、真剣な思いが込められた時間でした。










半年にわたって貴重な機会をつくってくださった鈴木さんをはじめとする皆様、
本当にありがとうございました!

2022 年 10 月 18 日

豊平川河川敷でウォーキング

食育教室のわずか2日後に、今度は豊平川河川敷でのウォーキングを開催しました。
三和高校の高校生たちと合同の行事です。



往復16kmの道のりを厳しいと感じた生徒もいたようで、フリースクールからは少人数での参加でしたが…
文字通り雲ひとつない空の下を歩くと、身も心もすがすがしくなりました。








気持ちよく整備されたウォーターガーデンパークでお昼を食べて、しばらく遊んだら再び出発!

 




みんな笑顔でゴールできました~!

 
とにかくシンプルに歩いた一日。
一見単純なようでも、川の流れに微妙な違いがあったり、橋のひとつひとつがランドマークになったり、なかなか飽きないものです。
何より、みんなであれこれおしゃべりしながら長い時間を共にできたことが本当に楽しかったです。
 
これで「多少の距離なら歩いていける」という自信につながった、かな?