2022 年 11 月 11 日

「湿地の時間」ファイナル!

6月からたびたび数を重ねて行ってきた特別授業「湿地の時間」。
先日、今年度のラストとなる4回目の授業が行われました。



まずはこれまでの活動のふり返りです。
湿地ってどんな場所?という話から始まり、湿地植物の種植えや植え替えなどの作業を続け、
さらに篠路福移湿原に出かけてミズゴケの観察…と、
時間をかけてさまざまな角度から湿地の自然環境について学んできました。
 
いつも指導に当たってくださったのは、NPO法人 人まち育てⅠ&Ⅰ理事長(ほか肩書いっぱい)の鈴木玲さんです。





長い間みんなで水やりを続けた植物たちのことも
「寒くなってきたから一見枯れているみたいだけど、実は根っこは生きていて、ちゃんと次の年の準備をしてるんです」と教えてくれました。





お忙しい中、いつも気さくな雰囲気で自然を守ることの大切さを伝えていただきました。
 
そしてさらに、この日はVRを使って湿地動物について学ぶプロジェクトを進めている皆さんも来られました。
「学ぶ」といっても決して小難しいものではなく、湿地動物をキャラクター化して戦隊「〆っちゃーズ」を結成してしまうという斬新で楽しいもの。
生徒たちには授業が始まる前からすでに大人気でした!





 
なんとこの日のために制作していただいた(!)というオリジナルの塗り絵にも取り組みました。







そして用意していただいたVRゴーグルを覗くと、そのバーチャル湿地にキャラクターたちが出現…!
まさかのゆかいな体験にみんな大喜びでした。








それでも、伝えたいのは湿地動物たちが環境にもたらす大切な役割、そしてそうした動物たちが暮らせる湿地が激減しているという事実です。
笑いや歓声の中にも、真剣な思いが込められた時間でした。










半年にわたって貴重な機会をつくってくださった鈴木さんをはじめとする皆様、
本当にありがとうございました!