2011 年 7 月 28 日

夏の全国合宿2011 in高知

フリースクールスタッフの高村です。

7月22日(金)~7月24日(日)までの3日間、「登校拒否・不登校を考える 夏の全国合宿2011 in高知」に行ってきました。

NPO法人登校拒否・不登校を考える全国ネットワークが主催しているもので、大人は講演会や分科会への参加を子どもは外活動などを通して交流を図るプログラムとなっています。

実は来年はこの合宿を北海道で開催することになったので、情報収集と下見をしに行ったのでした。

ここからは全国合宿の報告を。ただし、高村は子どもプログラムを中心に下見をしたのでそちらについての報告になります。

大人プログラムについてはこちらをご覧ください。

http://blog.goo.ne.jp/kametarou_2005/e/a040cdfac0c50c8bb25e901939424975

23日(土)

 22日は世話人合宿といって、この合宿の運営に携わる人や全国ネットワークの総会への参加者の集まりだったので、子どもが参加したのはこの日からでした。この日は鍾乳洞探検やアンパンマンミュージアムに行くおでかけチームと、ホテル内で工作やフリーに過ごす室内チームがいました。この日の子どもプログラムの目玉は、夕食後に行われた「子どもで語ろう不登校」の時間。フリースクールに通う子どもたちが話し合って考えられた「不登校の子どもの権利宣言」が2009年の合宿で採択されたのですが、それを広めようと活動している“「不登校の子どもの権利宣言」を広めるネットワーク”の子どもたちが中心となって、自分の体験談や不登校への想いについて語り合ったのでした。例えば不登校と登校拒否という言葉の捉え方について。「不登校は他人が勝手に呼ぶもの。登校拒否は自分の意志で拒否をしているんだという感じなのが良い。」ということ。他にも改訂された「不登校の子どもの権利宣言」が発表されたりと、子どもたちが自分の体験を客観的に捉え発信している姿が印象的でした。

2日目についての報告は明日アップしたいと思います。