2013 年 9 月 3 日

ネイパル森リフレッシュキャンプ

9月1(日)~3日(火)の3日間、森町の「ネイパル森」で北海道教育委員会主催によるリフレッシュキャンプが行われて、札幌自由が丘学園の生徒たちが参加してきました。

貸切バスに揺られて高速道路を通り、前年度も参加した苫小牧の仲間とも合流し、ネイパル森に到着した1日目は、まず交流会を行い、3つの班に分かれて、仲間と協力しながら野外炊飯を行いました。道具を運ぶ係、火をおこす係、調理をする係に分かれてカレーをつくりました。同じ具材やカレー粉を使っているはずなのに、それぞれ特徴のあるおいしいカレーライスができて、みんな満足していました。

2日目は大沼公園を1周するサイクルラリーを行いました。距離は去年のサイクリングに比べると短く感じましたが、途中で様々な出てくる問題を解きながらクリアするのはなかなか大変でした。森の中や橋を徒歩で越えないと答えられない問題もあり、更に、この湿気のせいで現れた多くの藪蚊と戦いながら、先に進みました。帰ってからの温泉は苦労した後の格別なものでした。夜に行われたキャンドルサービスでは、それぞれの思いを語り合う場面もあり、自分たちの心を見つめる、とてもいい時間になりました。

3日目は「ネイチャービンゴ」を行いました。自然観察をしながらビンゴの升目を埋めていくゲームで、普段は見過ごしてしまうような、自然の中の些細な違いを発見しにいきました。「人間も少しずつ違っていい」という観点も最後に教えていただきました。3日間を通して、最初はどんな仲間が集まるのか不安に思っていた生徒たちが、今は別れを惜しむほどに友情を深め合うことができたことが、この3日間の何よりの財産だと思います。また、この貴重な学びの時間、互いに人を受容しあえる環境を作ってくださったネイパル森のスタッフの皆様に、この場をお借りして、感謝申し上げます。