重い腰
桑名 八重
昨年9月に復帰しましたが、私事でお休みに入らせていただく前に書いた原稿をようやくブログにしてみます。 今となってはちょっと前のではない話ですが、2014年の9月にSLに乗ってきました。
秋の紅葉シーズンに2000年から土日祝日で運行されていた臨時列車ですが、2014年で運行がなくなるとのニュースを聞き(今後道内で走るSLは釧路号だけらしいです)乗っておかなくては!!
と、そのうちいつか乗りたいな~と思いつつ十数年、ようやく重い腰を上げました。
ニセコ号は札幌~蘭越(らんこし)間を走るのですが、札幌から倶知安(くっちゃん)までは指定席。しかも団体等によりまずはチケットが取れないのがいつものこと。
混んでてもいいからとにかく乗ろう!と普通乗車券で乗れる倶知安~蘭越間を往復することにしました。
当日の駅は家族連れでいっぱいでした。みんな考えることは同じなんだな~と思いながら、私も家族で往復約1時間ちょっとのSLの旅を楽しみました。
私にとっては初のSL。しかし同行した母や叔母は「昔は夜行もずっとこれだったよね~」「懐かしい~」と昔話に花が咲いてました・・・。
さて、今回ようやく乗車したSLですが、じつは以前住んでいた場所では年中週末にSLが走ってました。
週末の目ざましは汽笛・・・みたいな生活がしばらく続いたのですが、結局そこに住んでいる時は一度も乗らずに引っ越してしまいました。
何事もそうですが、日常に当たり前にあると人って「いつでもできるさ」「そのうちでいいよ」ってかなりのことを後回しにしています。
私も本当にそのタイプで、これまでも「後でいい」と後回しにしてきたことがたくさんあります。
けれど、今できることは今やっておかないと二度と機会がないこともたくさんあり、今になってどうしてやらなかったんだろう・・・って後悔がたまっています。
最近とくに「後で」「いつでも」って結局チャンスを逃すことだと感じることが多くなってきました。
だからこそ、思い立ったらできるだけ実行しようと思い、行動するようにしています。
あれやろう!これやろう!という気持ちも大事。「有言(思い?)実行」する実行力も必要だと思う。
ようやく乗車した念願のニセコ号で「重い腰」をもっと軽くしていきたいとつくづく考えたプチ旅行でした。
カテゴリー: スタッフエッセイ
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