2018 年 5 月 17 日

一人だっていいじゃない

田房絢子

昨日、10年以上前の卒業生と久しぶりにゆっくり話す機会があり、

今の生活について色々聞いてきました。なにせ、ついこの間卒業というわけではなく、

毎日バリバリ働いている立派な社会人です。最近どんなことを考えているのか、

今何に興味があるのか etc...。お互い社会人同士、ここにいたときとは違う視点から

言葉を交わせることがとても楽しく、思い出深いひとときとなりました。

その中で趣味の話になったのですが、ここ数年で人生を変えるような出会いがあったそうです。

まさかそんなことにのめり込むようになるとは!と本人が一番びっくりしているようで、

生活の流れもアクティブになり、更に人付き合いも格段に幅広くなったとのこと。

話している間とってもキラキラしていて、心も体も充実していることがひしひしと伝わってきました。

人生や生活を捧げた趣味って本当にすごいなぁと、心から羨ましく思えました。

さて、そんな私を振り返ると、趣味は転々かつひろーく渡り歩いてきた気がします。

要するに飽きっぽいので、続かないのだと思います。食いつきは良いのですが・・・。

三日坊主というわけではないのですが、年単位で好きな事って何だろう?って自分でも疑問です。

でも今の趣味も含めて考えてみると、共通項がありました。

"一人で黙々と"。これだけ聞くと、すごい根暗な響きですよね(;_;)

ま、いずれにしても何かに打ち込むことは、とても良いことだと思います。

だから社交的だとか内向的だとか色々な見解はあるかと思いますが、

一人黙々とした趣味に心奪われ、時によそ見をしつつも技術を磨いて、

ただ飽きっぽい性格の特権としては、長い人生の中で一つでも多くのものに触れたいなと思います。

まだどんなことかも想像できないような未知なる一人黙々とした趣味に思いを馳せ、

そして人生を変えるような出会いも期待しつつ・・・。