2011 年 9 月 7 日
ハローワーク
桑名八重
私とハローワークのお付き合いは長く、そして深い。
高校3年生の就職活動の終わりに始めてその敷居をまたぎ、転職の度に幾度もお世話になった。 18歳の高校生に“職安”はとても敷居が高かった。 ここで何ができるのか?どうやって利用するのか?もう右も左もわからない…。誰に何を聞けばいいのかも判らない。 ああ、なんて就職って難しいのだろう…。と考えたのを覚えている。次に本格的にお世話になったのは、転居先のとある地方。
縁もゆかりもない、土地勘ゼロの場所での職探し。
求人票をみても、地名もバス停もわからん!!家から遠いのか?どれくらい通勤時間がかかるのか?まったく検討もつかないなか、正直困った。
わからないことを窓口で聞けばいいのだが、なかなか質問できず、ここでも敷居は高かった…。
結局このときは派遣会社を利用し、不安なことを担当の営業さんに一つ一つ確認しながら、仕事を始めた。
一番、お世話になったのは、Uターンを決意したとき。
いつの間にか“職安”は“ハローワーク”に衣替えし、インターネット検索で全国どこからでも仕事が探せる!!本州にいながら北海道の求人がこんなに簡単にわかるんだと、感動した。
この頃になると世間に揉まれ、私は自分が何とかしなくちゃ、という意識が染みついていた。(18歳の何も聞けずにいた自分が信じられない…)
「わからないことはどんどん聞く」を実践し、色々な情報を集めた。
ハローワークの窓口では常に同じ人に担当していただき、書類の添削から愚痴まで、何から何までお世話になった。ハローワークってここまでやってくれるんだ~と感心した。
私にとって、今やハローワークは身近な行政機関だ。
就職活動って厳しいし、はっきり言って落ち込む方が多い。私の存在意義って…何度考えたことか。けれど、どんな仕事につきたいのか。どんな将来を考えているのか。自分を見つめ直し、人生を豊かにする作業だと思う。
私の紆余曲折の社会人生活の中で、ハローワークは世の中のしくみを勉強した場所だ。
カテゴリー: スタッフエッセイ
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