2012 年 12 月 14 日
ある10月のSMS
田房絢子
10月のある夜、一通のSMSが届いた。「元気ですか?どうか番号が変わっていませんように!」聞くと、インターネットで偶然私の名前が掲載されている自由が丘のHPを見つけて連絡をくれたとのこと。SMSを通してだったけど、15年振りくらいの再会だった。今は北見にいるので、札幌に帰ったときに会おうと約束して終了。本当に会えるかな?どんな風に変わっているかな?なんて、15年経った友人を想像しながら愉快な夜が更けていった。11月のある日、忘れ去られた約束にはならず、ついに再会の日が訪れた。集まるのは5人。ほとんどのメンバーがもう15年近く会っていない。中には高校卒業から会っていない人もいたので、16年経ってる!意を決して向かうと・・・そこには全然変わっていないみんながいた。「学ラン着たら、昔のままだよ(笑)」とか、外見は大きくなったけど中身はぜんぜん変わっていないとか。おなかの底から笑えて、なんだかタイムスリップしたみたいだった。でも、もう子どもがいるとか、去年若い奥さんと結婚したとか、今は支店長だとか…。時間は過ぎてそれぞれに大切なものができて、でもまたそれをつかの間の時間でも共有できたことが、本当にすてきなことだと思った。そして、昔みたいにずっと一緒にいることはできないけど、ものすごーい時々しか会えないけど、自分の人生を共有できる仲間がいてくれることに感謝したい。当時はそんなに近い関係でなかった仲間とも、こうやって大人になった今だから築き上げられる関係にも。この間来た卒業生も言っていた。「卒業してからの方が、なんか仲いいよね(笑)」未来の私たちに、今の生活はずーっとつながっている。出会った人みんなが、きっと将来の私を作ってくれるのだ。今は全く気がつかないことだって、今の私の生活の中にきっとたくさん潜んでいる。そしてまたきっとすてきなことが将来起こるはず…!!
ふっと思い立ってSMSをくれた友人に、心から感謝。…電話番号変えてなくて本当に良かった(笑)!
カテゴリー: スタッフエッセイ
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