「早いもので…」
学園長 杉野建史
今年が始まるとき、「2012年は大きなイベントが控えていたり、新しい仲間が東京にできたり、忙しくなるぞ」と頭の中をいろいろな思いが巡っていた。あっという間に366日が過ぎようとしている。あっという間に過ぎなかった年は、この数年記憶がない。
来年は、フリースクール札幌自由が丘学園が20周年を迎える。私がこの仕事にかかわり17年が経ちその間に学園は大きく変化した。この数年での一番の変化は正式な高等学校を開校したことである。その高校の仲間に東京シューレが加わった。フリースクールとしては大先輩の東京シューレと教育提携を結び、ともに高校教育を推進していくことができるようになった2012年は高校開校以来の大きな節目になった。新しい仲間を職員として迎えることができた年でもある。
早いもので2012年があと少しで幕を下ろす。本当にあっという間に1年が終わってしまう。時間は何もしなくても過ぎてゆくし、何かに熱中してもあっという間に過ぎてゆく。時間の概念は実に不思議で、「直線的に無限に続くもの」や「始まりと終わりがある有限で線分的なもの」などがある。皆が同じ時間の中で生活しているのだろうけれど、人によって感じ方は大きく違うのだろうなと思う。1日86400秒、2012年31,622,400秒。人に「目をつぶり1分経ったと思ったら教えてください」という実験をしても、それぞれの人で実に様々な60秒の結果が出る。時間の感覚はその人の生きる歩幅なのか。
12月としては異常とも言える寒い札幌。せめて心だけでもあたたかくなる写真(今年の修学旅行で体験ダイビングをしている2年生の男子生徒と、それ以上に楽しんだスタッフのH氏)を皆さんに披露して、少々早いが2012年の締めくくりとする。
カテゴリー: スタッフエッセイ
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