2013 年 8 月 30 日

演劇部

田房絢子

先日、演劇公演が終わりました。部員たちはこの1か月、夏休み返上で取り組んできました。今年は「朗読演劇」。舞台挨拶で部長が“「朗読劇」と「演劇」のハイブリッド”と表現していましたが、今回はそれぞれの難しさを合わせたようなものだと思います。台本も難しく、感情の表現がうまくできずに何度も練習することが多くありました。本番ではうまく表現できたでしょうか。出来に関しては、それぞれ思うところがあると思います。次の日には反省会をしていたので、次に活かして欲しいと願っています。

部活動は好きなことを一生懸命に突き詰めていく格好の場ですが、それは当たり前のこと。それ以上に人間関係や社会のルールを学ぶ場です。練習中にはうまく伝えることができずにお互いすれ違ったり、全員集まれずに雰囲気が悪くなったりすることもありました。でも全員向いている方向は同じ。今回も公演に向かって葛藤しながらも努力を続けました。そしてそれが終わった今、これまでのことを全部とまでは行かなくてもさらけ出せているのではないかなと思います。公演前よりも部員同士が自然と輪を作っているように見えます。

人前で演技を見せる。それを常に感じながら練習を再開して欲しいと思います。次回はいつになるかわかりませんが、ただ舞台に立つというだけに終わらないよう、納得できるものを作り上げられるよう、これからも部員みんなで盛り上げていってもらいたいですね。