2021 年 4 月 2 日

たくさんのメッセージに感涙!

FS札幌自由が丘学園理事長 & 札自丘学園三和高校校長    亀貝 一義

 

今日は3月30日。私は「札自丘を辞する」旨学園だよりの「希望の樹」に記したのですが、これを見ましたということで今日も10人近い親や卒業生たちからのお便りと電話がありました。どのメッセージも「自丘に接することができて助けられました」という趣旨です。

 

私はこのお便りやお電話に接することができて、予想をはるかに超える皆さんからの気持ちに感涙をこらえる今です。学園だよりは26日(金)の発送というからこれを見てすぐお手紙やお電話を寄せてくれた人たちの気持ちに触れて「フリースクール札幌自由が丘学園をつくって本当によかった」と胸につまる思いを抱き続けています。

 

子どもたちが札幌自由が丘学園に通うことで、友だちやスタッフと接し、またみずからの成長の中で得たたくさんの感動で、生きる道やその方法、あるいは知恵などを少しずつ得ていったことを、私はあらためて知ることができ、私自身感無量です。

 

社会的にはフリースクールや不登校の子どもたちを支える高校などへの評価はまだまだ高くないのですが、実際にはその価値を理解してくれる方々が着実に増えてきていると実感しています。

電話をくれる親たちは必ず終わりに「元気に長生きしてください」と言ってくれます。「17年後にまたお便りします」という人もいましたが、7年間は多分ダイジョウブですよ、と笑いながら言って挨拶を終えました。卒寿(90歳)までは世の中のためになることをも視野にいれる道を歩かなければならないか、と自覚しています。