2009 年 7 月 2 日

江別子ども祭り

高村 さとみ

6月末、酪農学園大学ローンで行われた「江別子ども祭り」に参加してきた。江別子ども祭りとは市民団体や大学のボランティアサークルが、ゲームコーナーや工作コーナーなどをつくって開催するお祭りだ。私の大学の後輩たちもゲームコーナーをつくっていたので、応援しに行ってきた。当日は曇りときどき小雨。それでもたくさんの子どもたちが遊びに来てくれた。わたあめ、竹馬作り、迷路、アンパンマンマーチの演奏会…他にもたくさんのコーナーがあり、子どもたちを楽しませていた。中でも盛り上がっていたのが水鉄砲のコーナーだ。祭りの終了時間近くになってやっと晴れ間がのぞき気温も上がると、たくさんの子どもたちでにぎわった。ゴミ袋製の防水服を着てはいるもののそれでも服はびしょびしょで、特に子どもたちの相手役となる大学生たちは、子どもたちから集中砲火を受けていた。

芝生の上で子どもたちと大学生が本気で水鉄砲をしあう姿は少々おもしろかったが、子どもたちを楽しませようと考えている大学生、大人たちがたくさんいる、そんなことを考えてあたたかな気持ちにもなった。私も大学のサークルで経験したのだが、こんなふうにゲームコーナーをつくるのに2ヶ月ほど計画や準備をし、祭りの後は真剣に反省会をする。そして、反省点を来年に生かす…そんなことを30年も繰り返してできあがっている祭りなのだ。つくる側にとってそれはもう大変な労力である。こんなふうに、子どものためを思って集まってくる大人がたくさんいる。地域住民が地域を盛り上げる、先日参加した和寒町民大運動会に通じるものがあるように思う。

今週も札幌学院大学第2キャンパスではサマーフェスティバルが行われる。私も大学生のときは一生懸命やってたなぁ…。大学生という時期しかできないことでもある。後輩たちに今後もぜひ活躍してほしい。心から応援しています。