2009 年 9 月 7 日

高校修学旅行8

ついに修学旅行が終了を迎えました。空港に降り立ったみんなの顔には、いつもより逞しさが増していた気がします。

最終日は沖縄の平和学習と文化に触れる1日でした。まずはひめゆりの塔・平和資料館に行き、戦中戦後の悲惨さを目の当たりにしました。教科書だけでは学べない、現実味を帯びた体験となったようで、とても真剣に資料に目を通していました。急遽、予定時間を延長しての見学としました。正直、私はみんなある程度で外に出て行くだろうと思っていましたが、そんな予想を見事裏切ってくれました。生徒の中にしっかりと刻み込まれる場所となったようです。

その後、おきなわワールドにて玉泉洞(鍾乳洞)を見学。最後の昼食、沖縄そばをいただいてからエイサー演舞を観てきました。迫力のあるエイサーには生徒もびっくりしたようです。すごいね、かっこいいねと言いながら、バスに向かいました。

新千歳空港行きの飛行機が霧のために、最悪の場合引き返す条件つきのフライトとなるハプニングがありましたが、無事にランディング。生徒もほっとしていました。

今回の旅行では、良い意味で予想を裏切ってくれることばかりでした。まずはやってみること、理屈抜きで触れてみること。この大切さが伝わったと思います。日に日に変わっていく生徒を見ていて、とても誇らしくなりました。

明日の朝目覚めた時には一人です。それを少し寂しく思うのではないでしょうか。みんなと過ごした6日間。決して忘れないでと願いつつ、私も休みます。

ただいま、札幌!みんな風邪ひくなよ!