和寒町のイベント
三和高校 校長 亀貝一義
札幌自由が丘学園三和高等学校の本部は(言うまでもないが)和寒町にある。この町の人たちは、私たちに対して実に暖かく接してくれる。2月初めのスクーリングでは、消防署から床屋さん、お菓子屋さん、保育園など合計8箇所の人たちが生徒の体験学習に協力してくれた。
2月6日は「極寒フェスティバル」のお祭りで、生徒たちも雪像をつくったり、その他の行事に参加した。先日の20日には本校のある三和・菊野地区の人たちの「しばれぶっ飛ばせ」のイベントがあった。これには本校所属の月一コースの生徒たちが参加。餅つきなどにかわるがわる杵をふるった。
この町には、いろいろなフェスティバルがある。全国大会も「玉入れ」とか「モトクロス」とかあるし、スポーツ選手たちの強化合宿もある。「スポーツの町」宣言をしているだけのことはある。それにしても人口減は止まらない。これは和寒に限らず全国どこも同じことだろうが、私としては、移住するなどは別として、都市の人たち(例えば生徒や父母)と地域の人たちの「生産活動」「地域的な特色のある行事」などについて参加するとか、直接にかかわるような形で連携することがまず必要なのではないかと思っている。
そういうささやかではあっても、学校として町(の暮らしや行事)に参加することによって、和寒の人たちに元気を与え、そしてその何倍もの元気と知恵と未来へのいきる力を、生徒たちはもらう。
和寒の町長さんや議会の関係者の皆さんが、私たちが加わっている時には、ほとんど必ずと言ってよいほど「三和高校の皆さんも来てくれています」を前置きにして「歓迎」の挨拶を言ってくれる。
生徒たちが参加できないときには、できるだけ私たちスタッフも何人かが行事に参加することにしている。札幌自由が丘学園三和高等学校が札幌の高校というよりもやっぱり「おらが町の高校なんだよ」と思ってもらえるように心がける。お互いの幸せに通じるはずだ。
カテゴリー: スタッフエッセイ
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