2011 年 5 月 25 日

5月。

                                                   田房 絢子

     最近やっと暖かくなってきて、春らしい日がちらほら。でも夜になると寒くて、春なんだか何だかわからない。そんな不安定な気候に左右されて、体調不良の生徒も後を絶たない。世の中では五月病なるシーズン。なんだか慌ただしい月だ。

 そんな5月に生まれた私は、未だお花見をしたことがない。桜の開花宣言を聞くと、「桜がいっぱいの所へ行きたい!」とは思うものの、この足動かず。この美しい季節に生まれた恵みを取りこぼしている気がする。ただ、通勤路にさりげなく咲く桜を目にすることで満足しているのかも知れない。何気なく咲いている桜だからこそ、いいのかもしれない。少しずつ芽吹いてくる木々を見て、季節を何気なく感じているからこそ、いいのかもしれない。敢えて見に行かないのも、また風情のある季節の過ごし方なのかも。

 そんなこんなで家から出ない言い訳をしながら、観葉植物を愛でている私。みなさん、良い季節になりましたね。外に出て、お互い身も心も元気になるように太陽の光を浴びましょ~う!