フリースクール(に通うみんな)へのメッセージ
高村 さとみ
先日、ドコモ市民活動団体への助成事業である「フリースクールからのメッセージ ~音楽で元気になろうライブ~」が無事終了した。当日のお客さんは72名。新聞記事を見て来てくださった方もいて、本当にありがたいことである。さて、現在は助成をしてくださったドコモへの報告書類をまとめているところなのだが、当日の写真を見ては熱い感動がよみがえり、アンケートを読んではお客さんの声に励まされる、そんな日々を送っている。まだまだこの熱は冷めそうにない。思い返せばライブの前後には多少私の想いを生徒に伝えたが、想いを伝えきったかといえばそうではない。改めてこの場をお借りしてがんばった子どもたちへ伝えたいことがある。
みんなへ
昨年の冬、音楽を通してとても活き活きしているみんなを見て、「ライブハウスを借りてライブをしたら絶対におもしろい!」と確信しました。それは論理的なものではなくて、あくまでインスピレーションだったと思います。その時の私にはライブハウスのステージで輝くみんなの姿をありありと思い浮かべることができました。
それからドコモの助成を受けることが決まって新年度の活動が始まり、みんなにライブのことを伝えたのは夏休み明け、学園祭の前だったでしょうか。まだ先のことだからと私自身も上手にこの話を伝えることができず、みんなにもあまりイメージがわかないままこの話は進んでいったと思います。大きな行事が終わり、本格的にライブに向けての活動が始まっても練習時間が足りなかったり、メンバーが足りなかったり、勉強との両立が大変だったり…。私がライブをやろう、と思ったことでみんなに負担を、迷惑をかけているんじゃないかと思うこともありました。
しかし、私はライブに向けての活動の中でみんなの新たな良いところをたくさん発見することができました。例えばちらしを近所に配るときに一生懸命にライブのことを伝えようとする姿に。例えば直前に私が風邪をひいたときに心配して気遣ってくれる姿に。例えばラジオや本番で発信したい言葉をまとめる姿に。そんな一人ひとりが、一つひとつの行動が私は愛しくてなりません。ライブ本番はあっという間で、思ったよりもみんなが落ち着いて自分の役割をこなしている姿を頼もしく思いました。涙をこらえるのが大変でした。今思い返してもあの2時間はキラキラと輝いて私の胸を熱くさせてくれます。みんなを信じてよかった。最高の時間をありがとう。
カテゴリー: スタッフエッセイ
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