2013 年 5 月 8 日
だんしゃりと思い出
桑名八重
「断捨離」とのことばがちらほらと流行って久しく。 あんまり自分には関係ないと思ってきた。 しかし、突如自分にも関係のあることばになってしまった。家庭の事情により、家の中の不用品を整理しよう!となり、
家を出ている兄弟たちも時間を作っては納戸から押入れから大捜索。
それぞれに「もうだいぶ処分したし、実家にはのこってないはずなんだよな~」
と言いながらも色々なものが発掘されました・・・。
高校時代の制服にジャージ。小学校時代からの教科書にノート、成績表、お土産でもらった雑貨・・・。
「よくこんなの取っておいたなぁ。」というよりも、
「人生ずいぶん色々なものにお世話になっているなぁ」
という実感。
ゆっくり見始めたらきりが無いので、思い出話に突入してしまう前に
「捨てる」「残す」を決断。
私たち兄弟は結構簡単に決めていくけれど、親はなんだかんだと云いながら残そうとする。
「そんなもん、とっといてどうすんの・・・」
兄弟全員でそんなつぶやきを飲み込みながら、一応親の意向に沿いながら作業。
結局残したものは、アルバムの一部や成績表の一部など。
あとは、思い切りよく持ち主が責任を持って処分の決断をすることで決着した。
久々に兄弟で作業をして、沢山の「モノ」を廃棄という結果に(一部はリサイクル)。
けれど、随分いろいろな思い出話に花が咲いた。
共通の思い出がたくさんあるのっていいなと改めて思う。
自分の部屋にはまだ整理途中のものがたくさんあるけれど、
結局必要なものはあまりないということも再認識した。
家族の思い出、自分の歴史。
どんな形で残すにしろ、シンプルに自分を見直すよいきっかけだった。
カテゴリー: スタッフエッセイ
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