2013 年 6 月 27 日
元気になる方法
田房絢子
元気になれるとか、心を穏やかにする方法って人それぞれですよね。美味しいケーキをご褒美に買うとか、遠くにドライブに行くとか。人によってはユニークな方法を実践している人もいるのではないでしょうか?先日、保護者の方とお話をしていた時のことです。その方はお花屋さんを経営していて、あるお客さんの話を教えてくれました。高校生の男の子がふらっとお店にひとりでやってきて、部屋の片付けを機に「緑のものを部屋に置きたいんだけど・・・」と相談したそうです。高校生の男の子が!!と男性スタッフは驚きの声。たしかに食欲旺盛な時期ですから、カレーやカツ丼にお金をかけてしまう高校生の方が多いかもしれません。でもふらっとお花屋さんに足を踏み入れたその男の子。一人きりで勇気も必要だったと思います。「心が豊かな生き方ですよね」とお母さんがおっしゃっていました。私も同感で、小さな緑を心の片隅に持った穏やかな子じゃないのかなと勝手に想像しています。
実は私も高校生の頃、元気がなくて弱っている時にチューリップを買って帰っていました。一輪飾られたチューリップを見て、ささやかでも心が穏やかになったのを覚えています。なぜその方法を思いついたのか覚えていませんが、チューリップは私にとって元気の象徴だったのでしょう。ただそれと同時に、チューリップを買わなくても済むようになる日が一日も早く来ることを願っていたのを覚えています。あの頃の自分はなんだか切なくなる思い出でもあります。青春ですね!!
さて、今現在の私にとって元気になれる方法はなんだろう?と考えてみました。うーん・・・なんだろう?まず元気がなくならないようにすることかな(笑)。自分なりの方法を手にすることももちろんですが、お母さんの話を聞いて、私も心豊かに穏やかに心の片隅に緑を持てる人になりたいなぁと思った今日この頃です。
カテゴリー: スタッフエッセイ
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