2013 年 9 月 10 日

これも生涯スポーツ?

桑名 八重

先日、オリンピックの東京開催も決まったが、今月は甥っ子、姪っ子がそれぞれ運動会である。 来年小学生になるから、少なくてもまだ6回は運動会があるわけだ。 毎年にこにこ笑いながら走るかけっこの写真が届く。(はじめは泣いて親のところへかけこんでいたが・・・)

けして運動が得意ではない私だが、運動会に辛い思い出や嫌な思い出はない。
・・・覚えていないだけだろうか?
私の通った小中学校では当時、春には保育所から中学生、地域の人まで参加の大運動会、冬には小中学校で雪中運動会が恒例。
今考えると先生たちの苦労はすごい。
運動会は、生徒数が少ないために生徒から父兄までみんな参加。生徒はほぼ出ずっぱり。お昼どきには、ジンギスカンを囲むご家庭もありでかなり自由な状況だった。
競技の辛さよりも笑いの絶えない運動会だったと思う。

高校生になったらけっこう体育は苦痛になった。水泳、スキー、マラソン、ダンス、球技。かなり色々な種目をやった。
大学生になったら、必修体育以外ではスポーツと疎遠に。

今、生徒たちと年15回程度の体育にいそしむ。
「10代のあんたたちと体育やるの、辛いんだよ~」
と言いつつ、気持のよい疲労感を感じつつ、かなり楽しく参加している。
プライベートでもスキーやカヤック、なぜかゴルフ。本当にすこーしずつではあるが、普通にやっている。
大学時代の友人に「あんた、いつのまにそんなにアウトドア人間になったの?」と驚かれる。

やっぱり、根本的に楽しかった運動会の記憶があるのか。
楽しい記憶はいつまでも残る。
大人になってスポーツを始めるきっかけは「健康」「ダイエット」だけでなく、こんな記憶にもよるのかな。
いつまで続くか自分でも判らないが「体を動かすのが楽しい=生涯スポーツ」なのかな。と思う今日この頃。

とりあえず、
オリンピックも運動会もたくさんの子どもの楽しい思い出になってほしい。