2015 年 11 月 12 日

和寒町、三和高校の後援会を準備

札幌自由が丘学園三和高等学校 校長 亀貝一義

2009年にスタートした札幌自由が丘学園三和高等学校は、周知のように和寒町の認可による。また同町と高校の諸活動は深いかかわりをもってきた。例えば、スクーリングなどでは和寒で農業その他いろいろな仕事に従事している人たちが重要な役割を果たしてくれている。

先日の11月9日に高校から校長、副校長も参加した打ち合わせで、同町教育委員会が窓口になり「札幌自由が丘学園三和高等学校後援会」をつくるべく準備してくれていると報告された。そしてこの後援会は年度内に正式に発足できるはずだ。

この「会則案」によると、「目的」として「学校が行う夏季・冬季スクーリングなど」の受け入れや学校が行う諸行事等への協力を通じて「和寒町と同校の相互発展に寄与する」ことをうたう。

また「事業」として、「情報交換」「学校の行う行事・事業等への対応、協力を行う」とする。

これらの諸活動を推進する後援会の役員は三和高校本部のある三和菊野地区の自治会会長として、その他和寒の商工会、JA、体育協会、副町長、教育委員会の委員長や教育長などが連絡会議を開催する。

これまでもも何かと和寒町の支持支援が寄せられてきたのだが、今後はいっそう町と私たちの連携が深まることになる。私たちとしても、ギブアンドテイクという当然の原理を具体化するために町との具体的な連携方法を検討していきたい。いずれにしても、三和高校の教育実践上の成果を高めることになる。「地域と学校のつながり」などというよく言われてきた一般的なテーマをより深めることになるのだが、それが生徒たちにとっても、さらに父母との関係にとっても有意義な内容になっていくように努めていきたい。
  (20151112 記)