2016 年 7 月 13 日

旅にでる

三和高校 桑名八重

ようやく夏らしくなり、半そでが活躍し始めました。

三和高校2年生は修学旅行の準備が始まり、毎回のことながら楽しみ半分不安半分の日々が続いています。
沖縄・与論島(鹿児島県)で5泊6日。長いですね~。
でも、スタッフの私は楽しみなのです。旅好きの人間にとって遠出は楽しみだらけです。

私がはじめて沖縄に行ったのは今から20年近く前・・・。
女友達と二人、レンタカーを借りて沖縄本島をぐるっと回ってきました。
今思えば、あんまり観光地巡ってないかもしれない。

旅にでたきっかけもかなり突然で、当時フリーターだった私は職場の都合で急きょできたお休みをどうするか、で旅行を思いつきました。
本当は海外に行きたかったのですが、語学は全て×。1人だとかなりお高くなる。で国内で一番遠く!という決め方でした。
2人のほうが安くなるなら・・・と進路変更で受験生をやっていた友人に声をかけ実現した旅でした。

この二人旅、かなり出発前はアンニュイな気分でした。二人とも。楽しみより、もうかなりどんよりした危険な空気をまとっていたと思います。
今考えても。
お互いに将来に対する不安や、上手くいかない日常生活、ストレスのなかで悶々としていました。
新千歳空港で二人で誓ったのは「とにかく楽しもう!」でした。

那覇空港でレンタカーを借り、すぐに出発。しかし、当時はまだカーナビは標準装備ではなく、地図を片手にあっちだこっちだと進み、地図や看板で気になったとこに寄り道。きままなドライブでした。
最初は私がハンドルを握っていましたが、スタートして5分ですぐに交代。友人は地図が得意でなく、私は運転が得意ではなかった・・・。
お互いに得意な方を担当しましょう。と一致した結果です。

「ぐすく」を巡ったり、戦禍の跡を巡ったり。車の中では取り留めもない事を話し続け、夜は居酒屋で郷土料理をつつきながらまたおしゃべり。ホテルでもおしゃべり。
2泊3日ひたすら話し続け、北海道では見れない風景にひたりました。

私達にとっては、日々の悶々とした悩みやストレスを少しづつ解消した旅でした。

その友人とは沖縄の旅以来あまり会う機会がなくなりましたが、沖縄というと友人とのドライブ旅行を思い出します。

9月に修学旅行に出発します。
友人と巡った場所には立ち寄る事はできませんが、あの頃の懐かしい思い出は今でも大切な記憶です。
修学旅行で2年生はどんな思い出を作って来るのでしょうか。
今から楽しみです。