節電 ≒ 省エネ ≒ エコ
学園長 杉野建史
記憶に新しい3.11の東日本大震災後、原発事故もあり「節電」なる言葉があらゆる情報媒体に表現され続けている。クールビズ、スーパークールビズ、ウルトラクールビズと勤務時に着る服も節電対策花盛りである。日本には「もったいない」という言葉がある。この意味に共感した海外の人が、その人の国で「もったいない」を広めて、ものを大切に使うことを呼びかけている。その運動は確実に広まりつつあると新聞で報告されていた。ものを大切に長く使い続ければ、人の消費活動は鈍り経済に大きく影響するだろう。消費と生産、需要と供給は経済の根幹をなす事象である。経済と密接につながっていると言うことは私たちの生活そのものだと言える。ちなみに、私の腕時計は約20年使い続けている。途中でかなり大きな修理が必要だったが…。
我が家はテレビをLED仕様のものにしている。また、以前電球を使っていたところをLEDに換えた。どのくらい節電されているかはまだよくわからないが、以前より電気代がかからなくなったような気がする。私は三和高校職員のAさんとは違って,全く家電製品に興味がない。電化製品は全般的に「使えればよい」という姿勢だ。しかし、この頃の電化製品はそれ自体が「節電」仕様になっていて、環境に優しい。この夏に訪れるであろう「電力不足」に一役かうだろう。しかし、今までの生活様式をそのままにしておいて節電は非常に難しい。今までと違った我慢は必要だろうし、今まで可能だったことが不可能になっても我慢することは仕方ない。
節電、省エネ、エコはこれまでの生活様式を大幅に改善することが大前提であるし、場合によってはこれまでの生活様式の一部をやめなければならいこともあるだろう。「自分だけやっても仕方ない」などと考えないで、自分でもできる節電やエコを始めることが大切である。約10年前から自転車通勤していることもエコに役立っている!
単純ではないことは十分に承知しているが、少なくとも日本の経済の仕組みを根底から変えていく時期なのだと思う。経済を深く研究している人たちから画期的な構造改革案が出ることを切望する。
カテゴリー: スタッフエッセイ
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