2018 年 8 月 1 日

「台湾」に行ってきました

亀貝 一義

7月末、クルーズの旅ということで、横浜港を出て石垣(台風で沖縄を避けて)、そして台湾の基隆市の二つだけ陸地を歩いて、8泊9日のほとんどは船で過ごすというイベントを体験しました。大した嵐にも遭わなかった(避けた)のでホテル暮らしの感です。

台湾島は政治的には中国に属しているようですが、独立国のようでもあります。基隆(日本語読みでは「きりゅう」、台湾読みでは「キールン」)市は台湾第二の街ということで、ちょっと見では日本の大都市の中にいる感じです。

かつて1895年から50年間、台湾は日本の一部でした(日清戦争後、日本の「植民地」になっていた)。しかしこの間、日本が台湾人をひどく扱ったということもなかったのでしょうか、鳥居なども残っていました。「神社」があったかどうかは分かりません。

そもそも台湾というのはどういう位置にあるのか、どうもすかっとしません。中華人民共和国は「わしらの国の一つの島だ」と言っていますが、台湾では今は懐かしい「中華民国」の国旗が公的な機関には掲げられています。

バスガイドさんは、私たち日本人相手だったのか、きわめて流ちょうな日本語で、日本との関係はいいのです、と言っていました。そして将来の台湾はどういう方向に進むのか「分かりません」とのこと。

日本の企業も進出していますし、店の買い物も千円札で間に合います。しかし「外国」に行くということでパスポートを準備するということはありました。また行きたいか、と問われたら、多分違う国をあげるかも知れません。