小田将弘
東日本大震災の復旧はまだまだこれからというところであり、まだ安心できない状況ではありますが、少し息抜きに日常の話を。
わからなくて困惑してしていることは色々あるが、一番難儀しているのは飛行機の乗り方である。
先月・先々月と出張で東京へ行くのに飛行機に乗ったが、
都合4回飛行機に乗ったがどうもしっくりこない。
乗り降りできたのが不思議なくらいである。
実は前の職場にいた時に大阪へ月1で出張に行っていたが、その時点で既に全然よくわからなかった。
10年ぐらいブランクがあった間にすっかり様変わりしていて、最近のやり方がよくわかっていないのである。
あの「QRコードかざす」ってなんなんでしょうか。あれでどうやって認識しているのか。
以前は金属探知機のところで係員にチケットを見せていたのだが、今では当たり前のように、薄っぺらな紙に書かれた模様みたいなものをガラス窓にかざすだけである。
それも誰もそんなこと教えてくれなかったし、やり方も示されていないのに、みんな当たり前のようにあれをやる。
納得がいかない。ただ、一応やりますが。
紙じゃなくて携帯をかざす人もいるけど、そんなのはもはや神の領域である。
その前に、先月はチケットの発券の仕方がわからなくて、ロビーで悲鳴を上げた。
列車の時刻表を調べ間違えて、離陸15分前に新千歳に到着。あの変な機械のところに行けばいいんだなと思っていたのだが、ぱっと旅行会社から送られてきたものを見たら、発券用のQRコードが無い!どどど、どうしよう、、
あ!番号入力すればいいのか、どれだどれだ、、、
よく分からない数字が色々書いてある。
あー!!!わからない!!
「東京行きご出発のお客様にご連絡いたします。離陸の時間が迫っております。お急ぎください。」
ちょ、ちょ、ちょ、待て!どーすりゃいいんだぁっ!!
こんなに焦ったのは久しぶりである。時間が無かったので、長蛇の列ができている朝のカウンター前で係員を捕まえて聞こうとしたら「列の一番後ろにお並びください」と返されてしまった。そりゃそうだけど、時間が無いんですって!
結局、列をすっ飛ばして発券してもらい、金属探知機へダッシュ。そこでベルトの金具が反応。ベルトをはずし、金属探知機をなんとか通過し、カバンとコートとベルトを手に持って搭乗口まで走った。ベルトはずすのが当たり前みたいになってるけど、一歩間違えたら変態じゃないですか。昔はこんなんじゃなかったのに、、とほほ。
なんとか新千歳から羽田に飛んだが、降りてみたら今度は見たことも無い光景。
羽田空港は改装され以前とは全く違うものになっていた。歩く歩道が長すぎて途中で一回トイレ休憩。ここでも軽く困惑した。
そして、お約束だが、帰路、第1ターミナルと第2ターミナルを間違えてすったもんだ。
現代の人々はたいした説明もなく、こういうことがするっとできてしまうんですね。すごいですねぇ。
誰か私に飛行機の乗り方を教えて欲しいものです。