2009 年 5 月 16 日

フリースクールの父母たち

                                              亀貝一義 

15日(金)の夜、フリースクールの父母会が開かれた。60%の父母が参加した。事前の連絡ではもう少し多くの参加が予定されていたのだが、それにしても半数以上の父母が参加してくれた。
いろいろなテーマがあって、十分な議論もできなかったきらいもあったが、自己紹介でこもごも「あんなに登校をいやがっていたわが子が遠いフリースクールに毎日楽しく通うことができるようになって親としてもうれしい」という意味の発言が何人もの父母から言われていたことが印象的である。また、まったく勉強をしなかった子が先輩から教えられたり刺激を受けて勉強をするようになった、という発言もあった。

6月から7月にかけて、学園行事が増える。特に6月20日(土)の「33キロ強歩遠足」はどうしてもたくさんの父母たちとの、いわば共催事業の意義もある。これについて、新しい親も多かったのでくわしく説明をした。歩く人へのサポートだけでなく、いっしょになって強歩に参加しよう、「今一歩の挑戦」を親も体験しませんか、と訴えた。

わが学園は高校との共同の行事が多い。これも子どもたちには非常によい刺激になっているようだ。フリースクールの親たちの発言からもわかる。

終わってから会場を替えて懇親会。これには母親だけが参加したのだが、実にいろいろな子どもたちへの思いや自分たち自身の体験その他、喜びも悲しみも、恨みつらみのかずかずも、語られた。制限時間を超えて、私の帰宅もあぶなく「あした」になりそうな時刻だった。

今日は高校の父母会(保護者会という)が開かれる。終わってから恒例の懇親会。