2010 年 1 月 22 日

「和寒日記5」 −わっさむ極寒フェスティバル−

                                                       金澤拓紀
2月3日から4泊5日の日程で、1・2年生を対象とした冬季スクーリングが行われる。その4日目(6日)に「わっさむ極寒フェスティバル」という名前を聞いただけでも背中がしゃっこくなってきそうなお祭りが開催されるのだが、自由が丘も参加させていただく予定である。どんなイベントがあるかというと…

雪像コンテスト
縦・横90cm、高さ150cmの雪柱に作品を完成させていく。1年年が3〜4名ずつ、計7グループに分かれて、和寒入りした直後から製作を開始。毎年上位に入賞されていらっしゃる地元講師の方にご指導をいただきながら取り組むことになっているが、果たしてきちんと作品に仕上がることやら… お願いだから雪柱に文字を彫って、「麻雀の牌」なんてのはヤメてね。(注:事前に図面を作成して見ていただくことになっています。)

アウトコーリング(氷上ボーリング)
膝ぐらいの高さがある氷のレーンの上でストーン(市販の漬け物石)をスルスル〜っと滑らせ、5mほど先にあるピンを倒していく。でも、この氷のレーン、緩やかにカーブをしているという文字通りの「曲者(くせもの)」なのである。力任せに投げるとカーブを曲がりきれずにレーンから落ちてしまうので、届くギリギリぐらいの力加減で投げるのがコツなんだとか。ご年配の方の参加も多く、ヒョロヒョロ〜っと投げたストーンが見事にストライク!という場面もしばしば見られるのだが、自由が丘の中からも達人は現れるのか!?

ビン玉世界選手権
ビール瓶の「ビン」と、玉入れの「玉」をくっ付けて「ビン玉」。4名1チームで、1人が40mずつ走り、10m地点でまずは和寒町名物の玉入れをクリア(ただし、高さは4.12mではなく2.80m)。その後、町民運動会で若手職員4名も体験した「ビンつり(80cmのタコ紐と5cmに切った割り箸を用いてビール瓶を吊る)」を行い、次の走者へリレーしていく。和寒町民であれば誰もがヒョヒョイっと出来てしまうこの「ビンつり」と「玉入れ」に、自由が丘の生徒たちはどう挑むのか!?

この他にも、スノーモービルの体験試乗や、ジャグリングのステージショーといったイベントなどがあるのだが、昼には豚のサガリ、ゴボウ、だいこん、キャベツなどをミソ味で煮こんだ和寒名物の「地獄鍋」や、カボチャスープなどで体を温めながら、是非、和寒町の方々と一緒にお祭りを盛り上げ、楽しんでもらいたいと願っている。

スノーキャンドルづくりや越冬キャベツ掘り体験など、極寒フェスティバルの他にも外での活動をいろいろと予定しているだけに、どうかこの5日間、天候に恵まれますように!