2010 年 3 月 26 日

                                                                                  本間 慶子

感動をありがとう。

高校・フリースクールを卒業された皆さん、進学進級された皆さんおめでとうございます。

3月7日の「三和高校の卒業式」そして21日の「フリースクール新しい旅たちを祝う集い」に出席でき、ひとりひとりの喜びの笑顔、感極まった涙に出会い温かい気持ちにさせて頂きました。ありがとうございました。

自由が丘の子供達は、とても重いもの、辛いものを背負って自由が丘に辿り着き、自分のペースで背負っているものを1枚1枚脱ぎ捨て、この日を迎えたのですね。心から喜んでいる姿に感動を覚えました。本当にありがとうございました。

昨今は『夢や希望』なんて持てない、という若者が多いと聞きます。そう思わざる得ない世の中かもしれません。

内館牧子著に『夢をかなえる夢をみた』があります。自分の夢をかなえ成功した人、夢の途中で挫折した人、実行に移せなかった人など、実在の人達のストーリーが書かれています。夢がかなうことは、素晴らしいことですが、かなえるために努力すること、その姿、夢を持つことが大事なのではないでしょうか。私は迷った時この本を開いて元気をもらいます。

時が経って、今の自分を省みて、これって夢に描いていたことじゃないのと思えることはありませんか。

小学生の頃の私の夢は、美容師になりたいと思っていました。自分の髪の毛を毎朝三つ編みにしたり、お団子を結ったりポニーテールにしたりして学校に行っていました。母の髪型のセットもしていました。

中学生になると、スチュワーデス(今はCA)になって、世界中を飛び回る事でした。

大学卒業後、美容関連会社の教育センターに就職しました。美容師になりたい夢と教師になりたかった夢のコラボ。ここからもっと発展した夢もありました。

今自由が丘学園と出会えたのも、教師になりたかった夢の実現であると思っています。

桑田真澄氏が早稲田大学大学院を首席で卒業しました。彼は中学生の頃から、早稲田大学に入学しようと思っていたそうです。そういえば、PL学園を卒業して早稲田大学に入学するはずだったのが、巨人軍に入団でしたね。時間はかかりましたが、夢がかなったのです。これからも経営学を学んでいくそうです。

夢がかなうのは簡単ではありません。かなわないかもしれません。でも夢に向かって進む姿、夢が実現した時の姿を想像するだけでも楽しくありませんか。

私は、これからも沢山の夢を持ち続けたいと思っています。皆さんも夢を持ちましょう。