2016 年 8 月 16 日

新しいことを習う

本間 香菜 

 先日、友人と和菓子制作体験をしてきました。

 職人さんが用意してくれていた、色がついた"ぎゅうひ"の入りの餡の中心に餡玉を入れて丸くし、形を作ります。今回は3つの花の練りきりを作りました。

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 最初に作ったのは、梅の花(赤)。色のついた餡に餡玉を上手に入れること、道具の使い方など、練りきりづくりの基本を教わりました。次に作ったのが菊の花(黄)。この時は、梅で習ったことを応用し丁寧に作りました。制作の間にも職人さんは、関西と関東の練りきりの違いや和菓子作りの道具の話などのお話をしてくれ、私たちの知らない和菓子の世界を教えてくれました。
 3つ目の紫陽花(青)では、花びらの色が白とのグラデーションとなるように作る方法を習いました。これは、少し難しく、苦戦しながらもなんとか職人さんの作るような形に似たものをつくる事ができました。

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 自分で作った和菓子たちは、ちょっと偏った形になりましたが、我ながらとても愛おしい素敵な花になったように感じました。この約1時間程度で、3つものお菓子を作り、最後には少し難しい花を作ることができたことで、まるで職人さんの長年の技を手に入れたような気分でした。笑


 職人さんのお話を聞いていると、この制作体験も、修学旅行の学生などを相手に長くされているそうで、長年の経験からできた職人の技の1つであるのかな、と感じました。「短い時間で、和菓子を作る楽しさを習い、達成感を得る事ができる」私もこんな楽しい授業をしたいなぁ・・・私の職人への道もまだまだだな・・・!!

 と、ふと考えた1日でした。