2016 年 9 月 9 日

台風と修学旅行

三和高校 2学年担任 桑名八重

前回、修学旅行出発前に書きました。今回は修学旅行帰宅後に書いています。

さて、2016年度三和高等学校修学旅行。9月1日~6日の6日間。

台風に振り回された旅行となりました。どんだけ日頃の行い悪いのか・・・。と私は何度もつぶやきました。

詳しい行程はおいおい三和高校ブログに書いていきたいと思います。

なにがあったか簡単にいうと・・・
一番のメイン、与論島に渡れませんでした!!
衝撃です。
那覇に到着し、添乗員の前田さんに入った連絡はフェリーの「欠航」です。台風10号の影響で海が荒れたため。です。しかし、沖縄も与論も快晴でした。

何とか与論島に渡れないかを検討して頂きましたが、移動手段が確保できず最終的に断念となりました。

さて、次に考えなくてはいけなかったことは、沖縄本島での過ごし方です。
添乗員さん、スタッフで頭を寄せてあ~でもないこ~でもない・・・。
こちらも何とかプランを立て、沖縄6日間の旅を進めていきました。

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美ら海水族館ではジンベイザメの優雅さに驚く

しかし、最後の衝撃は台風10号の発生と急成長。

6日目、もう帰るだけと空港に向かう途中から突風と大雨。結局、飛行機は2時間遅れで那覇を出発、羽田でドタバタと乗継便の変更の手続きを行い新千歳着は22時。
生徒もスタッフもぐったりです。

なんだか波乱万丈の修学旅行。
でも、旅行の中すごいな~とつくづく思ったのが、生徒たちの順応力。
毎日日程がはっきりするのが、前日の夕方か夜。
突然の予定変更にもしっかり対応して行動してくれる生徒たち。

成長したな~。何度もそう思いました。
「疲れたー」「どうなんのー」「帰れんのー」
まあ、色々言ってはきましたが、それぞれ頑張ってくれました。

5泊6日、高校生にとっては長い旅行です。
やりたかったダイビングも、白い砂浜もサンゴ礁もお預けとなってしまいましたが、
友だちと延々とおしゃべりしたり、相手の意外な一面に気づいたり。自然の厳しさを感じたり。色々な思い出ができた旅だと思います。

珍道中となった修学旅行も卒業したら笑い話になるでしょう。

北海道旅行企画の前田さん、東陽バスの城間さん・砂川さん、大変お世話になりました。ありがとうございます。

最後になりますが、今回の台風で被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。