2017 年 6 月 19 日

元ボラスタの中神さんの開いた「おうちごはん『野の』」

亀貝 一義

フリースクール札幌自由が丘学園のスタート以来20年以上、ボランティアスタッフとして「表現活動」を担当してくれていた中神治夫さんが、この6月に標記のお店を開きました。

開店の日に行くことはできなかったのですが、17日(土)に妻といっしょに伺うことができました。あまりなじみのない「定山渓街道」に出て、簾舞中学校を目印に左折。舗装道路ともお別れしての砂利道、行き交うクルマがいれば交差できるかなと心配しながらの山道を15分ほど。「道を間違ったかな」とブツブツいっていたら左側に案内状にあった建物にたどりつきました。

靴を脱いでおうちに入って、挨拶してメニューにある食事を頼みました。いつも行っている学園のとなりのお店にある定食メニューにあるごはんのようなメシ一膳。

自然農法を充分研究し、この立場からの料理とのこと。これがおいしいこと。誇張でなく「こんなにおいしい自然食品系のメシは初めて」という感想です。お代わりもしました。あるいはいわゆる自然農法で育てた素材を使うとそもそも(安倍首相的な用法?)おいしい物になるのか、とすら思ったものでした。「おふくろの味」の最高級品と言えば当たっているでしょうか。

これを食べて、ユネスコの「世界遺産」に「和食」が登録された理由も分かったような気がしました。

中神さんが人生の次のステージで、奥様と一緒にチャレンジしようとした事業の一端を垣間見る思いでした。
なお、私たちの行った時刻、ほぼ席がうまるほどのお客さんでした。また、このとき、私が30年以上前に北海道私学教祖の仕事をしていたころにいろいろご協力をいただいた人に偶然会うことができ「旧交を温める」「久闊を叙する」ことができたことも特記しておきたいと思います。なお中神さんはこれからも時間をつくって「ひとり芝居」などを演じていくとのことです。

「おうちごはん『野の』」のサイトはこちらです。 http://nonoikeda913.wixsite.com/nono

「和食が世界遺産に登録されました」のサイトはこちらです。
http://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/ich/