2019 年 7 月 10 日

修学旅行と旅

三和高校 桑名

私は旅行、というよりふらふらと出歩くことが好きです。

旅行に行っても、今日は何しよう、どこを見ようというより街をふらふら歩き回るのが楽しい。
同行者は困ります。突然「あ、この路地行ってみよう!!」的にテキトーに歩くから。
なので、若いときは結構一人旅が多かったです。

はじめての一人旅は高校3年生の家庭学習期間。10日間くらい一人で京都、行きました。テキトーに今日はこの方面まで行ってバス降りよう。で一日がスタート。
今考えると、よく親は一人で行かせたなと思います。携帯もない時代。ほぼ私は連絡もせずふらふらしてました。親に言わせると「出先からのあんたの連絡は事故ったとか、帰れないとかの悪い連絡ばかりだからいらない!!」とのこと。

働くようになってからは同じような感覚で旅行好きな友人と2人が多かった。今はお互いに子ども連れで同じような「ふらふら日帰りドライブ」やってますが。

今、高校2年生は9月の修学旅行に向けて準備中。

じつは私の修学旅行の思い出は小・中・高、あんまりないです。なぜならふらふら歩き回るのが楽しいから団体旅行というものが非常に苦手なんです。
これは子どもの頃からそうだったと、今でも思います。
それに、自分で色々面白そうって調べてもほとんど行けない。なので、修学旅行=なんか連れ回されたなって印象です。昔は特にバスで観光地まわりが定番でしたし。(当時の先生方ごめんなさい・・・)

私が修学旅行を連れて行く側になってすごく気にしてるのが、生徒たちが「なにしたいか」「何に興味あるか」っていうこと。
今はネットがあるからみんなネットで簡単に調べるけど、ぜひガイドブックも買っていろんなページ眺めてね~と言ってます。本ってページを開いたら知らなかったことが書いてあるじゃないですか、そこから興味を持つこともあるから。ぜひ紙の本も開いてほしい。

プライベートの旅行ではほぼ、下調べなんかしない私ですが、
ある程度の行程が決まっている場合はいろいろ調べます。出発までのこの過程も含めて「旅」だと思う。

今回、私はひたすら生徒たちと準備してますが個人的理由で修学旅行には同行できません。(とても残念)
ただ、みんなが大人になって「高校の修学旅行楽しかったよね~」と思い出に残ってほしいなって願ってます。

夏休みがあけたらすぐ修学旅行です。
準備期間ももう少し。旅の準備も楽しもうね。