2011 年 11 月 8 日

「 ・・・。」

                                                 田房絢子

先週は芸術鑑賞。全日コースのみんなで「ライオンキング」を観てきた。劇団四季のミュージカルはキャッツ以来だったので行く前から楽しみだった。話自体はアニメでもおなじみだったけど、その演出が「ほぉ~さすがだなぁ」と何度思ったことか。また別の所から観てみたいと思わされてしまう。

 高校生の時からミュージカルが好きだった。海外から劇団が来て、高いお金をひねり出してウェストサイドストーリーを観にいったときには「感激!」とだけでは言い表せなかった。アメリカでオペラ座の怪人を観たときには、「・・・。」言葉がでなかった。なんだろう、なんともいいようのない「・・・。」映画やドラマでは表現できない臨場感のせいだろうか。ありきたりな表現・・・(苦笑)

 心が触れるという体験が、私の歴史には数多くあった気がする。言葉では表せない○○っていうのは人であったり、ものであったり、作品であったり、事柄であったり。心に触れたそれらの人やものは、私の人生に大きな何かを残している。どんなに昔になってしまったとしても、忘れてはならない大切な気持ちだと思う。今の私を創っている要素になっているに違いないから。さぁ、これからはどんなものに巡り逢うんだろう。ドキッとする?ハッとする?それとも、「・・・。」そう考えると、ものすごくいろんなことが楽しみになってきた、今回のエッセイでした(^^)