2011 年 1 月 4 日

私のお正月

高村 さとみ 

 私には中学生の頃から大ファンのアーティストがいる。先日、そのアーティストのカウントダウンライブに行ってきた。場所が横浜だったのだが、道内のライブは行ったことがあるものの本州まで遠征するのは初めてだった。加えて一人旅も初めて、カウントダウンライブも初めてという初めてづくしのお正月を過ごした。

 高校3年生の時に初めてそのアーティストのライブに行ってから、大体1年に一度のペースで行き続けているので、おそらく7,8回目の参加だと思う。高校生・大学生のころは曲やボーカルばかり気になっていたのだが、最近ライブに行って思うのは「照明こっているなぁ」とか「ステージの設備かっこいい」や「あんなふうにギターが上手になりたい」などということ。今回は大きな会場だったので、たくさんの人が声援を送っている姿が特に印象的だった。全体を見渡してみて改めて(運営側も含めて)こんなにたくさんの人がいるのかと思った。ライブの様子も私が最初に見たころとはだいぶ変わってきた。照明や設備がどんどん進化し、内容もファンが楽しめるように多くの工夫がされている。

 このアーティストがどんどん成長しているように、私も一緒に成長していけているだろうか。ライブで演奏以外の要素が気になるというのは、私自身がギターやステージを経験したからだと思うのだが…。今回もライブでアーティストが叫んで伝えてくれる。「みんな最高!胸はっていけ!」と。うん。この一言だけでがんばれる。